2・10 殺害された「妹」さんの誕生日に
鈴鹿市で再犯防止に向け、1000人以上が参加
題された「人生に一度は観てほしい」
その思いを共有。
鈴鹿ロータリークラブ主催による上映会・講演会を開催。「誰しもが犯罪者・被害者になり得る現実と加害者支援の周知を図り、地域治安の向上と発展に繋げる」をテーマに、末松 則子鈴鹿市長を始め、鈴鹿警察署長・教育長、保護司会などの関係者あわせて1000人が会場につめかけました。
映画上映後、日本財団「職親プロジェクト」代表・中井政嗣氏(千房・会長)、映画の主人公・草刈健太郎氏(カンサイ建装工業 代表取締役)、本作品の北岸良枝監督と花本憲一プロデューサーが登壇。北岸監督からこの日は、殺害された草刈さんの妹・福子さんの誕生日の話に触れながら、妹さんのような被害者を生まないためにも更生支援について関心を持ってほしいと語りました。草刈さんは、妹の誕生日という節目に時折涙ぐみながらも、12年に及ぶ更生支援活動を振り返りながら、活動への理解と思いを伝えました。そして中井会長からは、12年前に発足した日本財団「職親プロジェクト」設立の経緯と意義、今後についてなどを説明。三重支部発足の報告とともに、高田三重支部長が急遽登壇し、2人に1人が再犯する現実に触れ、来場者に活動への理解と協力を呼びかけるとともに、再犯防止と地域の在り方について、議論を深めました。
鑑賞者の声(抜粋)
・何度でもやり直せること、何度でも信じてみること、裏切られることもあるけれど悪くないな。子どもの居場所が必要ですね!パワーをもらいました。
・すごいリアリティ。胸が締め付けられるような悲しみ、怒り、苦しみ、そして温かさがにじみ出ていました。