映画上映の感想
・再犯率が半数に及んでおり、更生の難しさを映画からも見てとれました。
主人公の被害者をなくすために、出所者の世話をするという姿に感心させられた。なかなか出来ないことですが…。
今後、出所者と対応していくことになりますが、この映画を参考に出所者に関わっていきたいと思います。
・出院後の再犯防止のため、人と人とのつながり(コミュニケーション)がいかに大事かを再認識しました。
妹(身内)の死を体験した人が人の苦しみ(生の苦しみ)を感じながら、騙されても見捨てず寄り添う更生(正)への道に携わるすごい生き方に触れたように感じました。
・保護司は人の人生を背負う仕事、対象者は生身の人間。相手は映画の中にもあるように、尋常ではない人生を送ってきた人間。普通の生活をしたくても、そのモデルになる生き方が頭の中にない。相手の心に近づき、共感や同調はしなくても、寄り添い、理解することが大事。というより目的。
・「更生を支える社会」の必要性を痛感しました。人は何もない状態で生まれてくる。そして環境により歪みもする。
これを強く思いました。人の命を奪うことで、悲しみのどん底に突き落とされるその悲しみと影響を強く感じました。
その苦しみを社会に理解してもらう事は必須です。再犯をなくして行けたらいいです。
・「再犯を減らせぱそれだけ被害者をなくせる」と言われた言葉・考えを保護司活動に活かせたらと思った。
・草刈さんが最後にいった「すべてに対して感謝や」と言うのはとても心に染みました。辛いことがあったのに、人のために動けるのはすごいなぁと思いました。被害者で加害者を作らないために動いていくパワーは素晴らしいと思いました。「信じる」「あきらめない」として動いていくパワーが欲しいと思いました。
・大変感動いたしました。「職の親」や「心の拠り所」には到底なれそうもありませんが、「愚痴を聞く人」にでも成れればと思いました。なんにしても人が再出発することは、難しいことだと考える時間を頂きました。
本当にありがとうございました。
・主人公が葛藤しながらも、相手を理解しようと寄り添っていく姿に、深く心を動かされました。その決して諦めない姿勢に、自分自身を重ね合わせながら、「私には何ができるだろう」と改めて考えさせられました。人と人とのつながりの尊さ、自分を認めて大切にしてくれる存在が、再び歩き出すきっかけになること。そしてその思いが、また誰かへと受け継がれていくこと、その連鎖の力を感じました。この映画と出会えたことに、心から感謝しています。
そしてこの気づきを、これからの保護司活動に活かしていきたいと思います。目の前の一人ひとりに丁寧に向き合い、寄り添っていきたいと思います。
その他にも多数のご意見を頂きました。ありがとうございました。