映画「日日是好日」 字
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茶道の魅力に惹かれていった一人の女性。静かなお茶室で繰り広げられる、驚くべき精神の大冒険とは…。黒木華×樹木希林×多部未華子で贈る感動作!
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番組内容
大学時代に一生をかけられるような何かを見つけたいと思っていたが、中々見つけられずにいた典子。まじめな性格で理屈っぽく、周りからはおっちょこちょいと言われていた。そんな自分に嫌気がさす典子は、母からの勧めと、同い年の従姉妹の美智子からの誘いで“お茶”を習うことになる。あまり乗り気ではなかった典子だが、「タダモノじゃない」という茶道教室の武田先生の噂にどこか惹かれた。
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番組内容2
そして、細い路地の先にある教室に向かい、典子と美智子を茶室に通した武田先生は挨拶もほどほどにすぐ稽古を始める。折り紙のような帛紗さばき、茶碗の回し方、畳の歩き方、意味も理由も分からない所作に戸惑う二人。そんな彼女たちに武田先生は、「お茶はまず形から、先に形を作っておいて、その入れ物に後から心が入る」と伝えた。その日から毎週土曜日2人の稽古は続いた―。
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番組内容3
その後、美智子は貿易商社に就職を決め、典子は志望の出版社に落ち就職を諦めてしまう。就職をした美智子はお茶をやめてしまったが、典子は出版社でアルバイトをしながらお茶に通った。お茶を始めて二年が過ぎ、典子は梅雨どきと秋では雨の音が違うことに気付く。さらに、苦手だった掛け軸も面白く感じはじめた。がんじがらめの決まりごとに守られた茶道。典子はその宇宙の向こう側に、本当の自由を感じ始めるが…。
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出演者
典子…黒木華
武田先生…樹木希林
典子の父…鶴見辰吾
美智子…多部未華子
田所…原田麻由
早苗…川村紗也
由美子…滝沢恵
ひとみ…山下美月
雪野…鶴田真由 ほか -
原作脚本
【原作】森下典子(『日日是好日・「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』(新潮文庫刊))
【脚本】大森立嗣 -
監督・演出
【監督】大森立嗣