午後のサスペンス 横山秀夫サスペンス「刑事の勲章」

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警察手帳の盗難事件を調査することになった、警務部警務課の調査官・二渡。
元刑事たちが“刑事の勲章”を胸に抱き、奮闘する姿を描く。 -
番組内容
平成13年3月。県警警務部警務課の調査官・二渡(仲村トオル)は部下・上原(長谷川朝晴)を昇進人事で高田署刑事官として送り出した。刑事官は刑事部門の統括者だが、上原は管理部門出身で現場経験はない。上原はかつての先輩・大和田(北見敏之)に二渡人事の愚痴をこぼす。翌日、大事な初日に遅刻した上原は、刑事課長の野本(山中聡)からOB会の世話をしてほしいと事実上の厄介払いをされてしまう。
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番組内容2
その頃、二渡は自ら提案した「警察手帳の一括保管」の状況確認のため高田署を訪れていた。“刑事の魂”を事務方に取り上げられたくないという抵抗が多く署全体では運用されていないが、集められた手帳は警務課主任の大和田と部下の神谷(細田善彦)が指差し確認の上保管庫で管理されていた。ところが数日後、高田署から保管していた警察手帳30冊が盗まれたと連絡が入り…。
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出演者
二渡真治:仲村トオル
七尾友子:和久井映見
上原勇三:長谷川朝晴
大和田徹:北見敏之
新堂隆義:矢島健一
神谷潤一:細田善彦
野本保彦:山中 聡
湯上沢太郎:石橋蓮司
葉山智之:寺田 農
赤間 肇:滝藤賢一
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原作脚本
【原作】横山秀夫「刑事の勲章」(「オール讀物」2002年2月号所収)
「動機」(文春文庫刊「動機」所収)
【脚本】窪田信介
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監督・演出
【監督】榎戸耕史