新春!午後のスペシャル「花いくさ~京都祇園伝説の芸妓・岩崎峰子~」 字
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京都祇園の街で舞妓・芸妓として昭和40年代~50年代にかけて艶やかに、そして壮絶に駆け抜けた女性・岩崎峰子の半生を描いた原作をもとにドラマ化。
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番組内容
昭和29年。京都祇園。4歳の政子は、父・徳次に連れられ、置屋「岩崎」の門をくぐった。出迎えた女将の春婆は、政子の愛らしさを褒め、跡取りとなる決意をして「岩崎」にやって来てくれたことを喜んだ。見知らぬ世界に戸惑いを隠せない政子。翌日から、踊りに習字、三味線と早速政子改め「岩崎峰子」の置屋での苦しい修行が始まった。
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番組内容2
10歳になった峰子は、「岩崎」に残るか、実家に戻るかという選択を迫られ、泣きはらしながら春婆と梅千代に「芸妓はんになる」と決意を伝えた。15歳の春、舞妓・峰子の誕生を目前に春婆が死去。程なく峰子には、佳枝という仲間もできた。そして2人の憧れの存在と言えば、寿々乃家のあや子姐さん。面倒見もよく優しいあや子は、自分を慕う2人を馴染みの客の座敷に同行させたりした。
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番組内容3
その後、峰子の評判は次第に上がっていったが、それに反するように先輩芸妓からの風当たりは強くなっていった。しかしそんな時、峰子は店の廊下で運命的な出会いをする。それは当時映画界のニューフェイスとして注目されていた俳優・高宮誠一郎だった。21歳の秋、峰子は舞妓から芸妓へ生まれ変わった。そして、高宮誠一郎と再会したのは、廊下ですれ違ったあの日から6年たった頃だった…。
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出演者
岩崎峰子…井上真央
あや子…葉月里緒奈
紗江子…戸田菜穂
春婆…白川由美
甘粕連祥…片岡鶴太郎
佳枝…邑野みあ
初音…山村紅葉
徳次…田中健
高宮誠一郎…仲村トオル
梅千代…名取裕子 ほか
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原作脚本
【原作】岩崎峰子『芸妓峰子の花いくさ』講談社+α文庫刊
【脚本】寺田敏雄
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監督・演出
【演出】星田良子