水戸黄門 第三十二部
＃７「臆病風を吹っ飛ばせ！・高岡」
＃８「決戦！加賀百万石・能登（前編）」

＃７番組内容

上役の顔色をうかがってばかりの若侍。この若者を鍛えようと御老公が立ち上がる？！高岡名産の鋳物に仕掛けられた卑劣な罠に、若者の勇気は戻るのか？！臆病風を吹き飛ばし、悪を懲らす御老公の大活躍！
光圀一行は高岡へ。光圀は道中足をケガした立花慎之介と知り合った。一行は慎之介を姉、由里の嫁ぎ先の鋳物屋、大森屋へ送り届ける。

＃７番組内容２

慎之介の上司で筆頭与力の酒井主膳は腹黒い男で、自分は昼から酒を飲み、部下を私用で使い、商人たちには賄賂を強要し私腹を肥やしていた。
由里は酒井にいいように使われている慎之介をふがいなく思っており、光圀に慎之介を立ち直らせてくれるよう頼むのだった。光圀は毅然とした態度で酒井に接するよう指南するが、どうもうまく行かない。

＃８番組内容

御老公を狙う紅蓮の炎！正体の見えない敵、敵、敵！加賀に渦巻くお世継ぎの陰謀に巻き込まれ、金沢入りする御老公の姉の運命は？！そして、鬼若と夜叉王丸の最終決戦！？加賀百万石を救うため、御一行が立ち上がる！光圀一行は金沢へ。一行が古寺のお堂で一夜を過ごしていると、謎の雲水たちが襲い、火を放った。鬼若の活躍で一行は間一髪危機を脱した。城下へ急ぐご老公は、久野逸平四人の若侍とすれ違う。

＃８番組内容２

侍たちがお堂へ向かうと聞き、ご老公は雲水たちのねらいが彼らにあったことを知る。金沢では病弱の当主、前田綱紀の後継を巡って争いが激しくなっていた。次席家老の栗山膳太夫は、自分の息のかかった側室お美代の方の子、鶴千代を世継ぎにしようと画策していた。酒井忠八郎は栗山の手先として働いている。忠八郎の恋人、由紀は逸平の妹だ。対する城代家老、林田弥左衛門は殿様の怒りを買って謹慎の身。四人の若者は林田を頼るが…

出演者

水戸光圀…里見浩太朗
佐々木助三郎…原田龍二
渥美格之進…合田雅吏
疾風のお娟…由美かおる
八重…岩崎加根子
風の鬼若…照英
アキ…斉藤晶 ほか
（※シリーズ出演者）

原作脚本

【脚本】
藤井邦夫(#7)
宮川一郎、岡本さとる(#8)

監督・演出

【監督】
矢田清巳(#7)
金鐘守(#8)