ドラマコレクション「水戸黄門」

  • 水戸黄門 第三十二部
    #10「女黄門様は初恋の人・鶴岡」
    #11「紅花咲かせた豪傑女医・山形」

  • #10番組内容

    悪政に立ち上がったのは、藩主のお祖母さま。二人のお供を従えた姿は、まるで女光圀。潜入した公儀隠密の意外な正体。藩を揺るがす大事件と、忘れられない初恋の記憶。はたして御老公はどう収める!?
    光圀一行は鶴岡へ。自分を年寄り扱いする助三郎、格之進に腹を立てた光圀は脇道へそれて足を踏み外し、ケガをしてしまった。難儀をしていた光圀は、翆光院(すいこういん)に助けられる。

  • #10番組内容2

    翆光院は藩主の祖母で、小春、千夏という侍女とともに隠居生活を送っている。翆光院は時々お忍びで街へ出掛け、役人たちの横暴な振る舞いを正していた。まるで光圀のような威厳である。翆光院は次席家老、河辺頼母が、廻船問屋の西国屋彦兵衛と結託して密貿易を行い私腹を肥やしていると光圀に語り、悔しそうな表情を見せる。光圀は悪行の証拠をつかむことが大切だと翆光院を諭す。

  • #11番組内容

    口は悪いが腕は確かな名物先生。助さんも、手遅れと言われて目を白黒!そんな豪傑でも息子は愛しい。侍と恋敵になった息子を陥れる、黒い罠。紅花染は恋の色、御老公が一肌脱いだ、出羽・山形の鬼退治!
    光圀一行は山形へ。助三郎が突然腹痛を起こし、一行は近くの医師、お杏(おきょう)を訪ねる。お杏は「手遅れ」というのが口癖。助三郎も体がなまっていると診断された。光圀は、お杏は口は悪いが腕はいいと感心する。

  • #11番組内容2

    山形の紅花に興味がある光圀は、井筒屋清兵衛の娘、おようの案内で仕事場を見学する。おようは市之助と協力して紅花の染め物を開発し、新しい産業にしたいと考えていた。市之助はお杏の息子で、医学を学ぶため京都へ行っていたのだが、染色に興味を持ち染め物の職人になって帰ってきていた。お杏は市之助がおように思いを寄せていながら、そのことを伝えられないでいることをもどかしく思っていた。

  • 出演者

    水戸光圀…里見浩太朗
    佐々木助三郎…原田龍二
    渥美格之進…合田雅吏
    疾風のお娟…由美かおる
    八重…岩崎加根子
    風の鬼若…照英
    アキ…斉藤晶 ほか
    (※シリーズ出演者)

  • 原作脚本

    【脚本】
    藤井邦夫(#10)
    宮川一郎(#11)

  • 監督・演出

    【監督】井上泰治