「新・愛の嵐」 #7 #8

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時代や運命に翻弄されながら身分の差を越えて純愛を貫く男女の物語【全65話】
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番組内容
昭和2年、甲州の大地主・三枝家で何不自由なく育てられた娘・ひかるは、父・伝衛門が横浜から連れてきた孤児で使用人の鳥居猛にやがて惹かれていく。しかし戦争をはさんだ激動の時代が、二人の運命の歯車を狂わせてゆく…。
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あらすじ
【#7】
ある日、ひかるが猛から貰った大事な貝殻を、文彦がわざと踏み潰す。がっかりしたひかるは、海へ行こうと家を出る。猛はひかるを追いかけ、一緒に列車に乗る。途中、無賃乗車を見つかりそうになり、横浜の琴子に助けを求める。猛はひかるに初めて海を見せてやる。ひかるは感激して涙を浮かべる。その頃、三枝家では、小作人たち総出で二人の行方を探し回っていた。翌日、琴子は子どもたちを連れて、三枝家を訪ねる。
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あらすじ2
絹は琴子を客としてもてなし、伝衛門と仲のいいところを見せつける。嫉妬を感じた琴子は、自分も負けまいと伝衛門の世話をする。
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あらすじ3
【#8】
伝衛門をめぐって、絹と琴子が見えない火花を散らす。絹は琴子をもてなすためにわざわざ台所に立ち、食事も一緒にする。どうなることかと、不安そうに見守る使用人たち。翌日、猛は文彦から風呂を焚くように命令される。水はすでに入っているというので薪をくべるが、実は嘘で、風呂の空焚きから危うく火事を起こしそうになる。一部始終を見ていた琴子は、絹に真相を話すが、絹はあくまでも文彦をかばう。
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あらすじ4
伝衛門はそんな絹を非難。絹も琴子も自分にとっては欠かすことのできない存在だから意地を張り合うな、と忠告する。絹は、「心の秤が壊れた」と言って、家を出て行く。
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出演者
藤谷美紀
要潤
石原良純
北原奈々子 ほか
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原作脚本
【脚本】大久保昌一良
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監督・演出
【演出】金子与志一