ドラマコレクション「水戸黄門」

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水戸黄門 第三十三部
#3「亭主オロオロ 女の決闘・有松」
#4「父のこころ娘知らず・津」 -
#3番組内容
前の女房が新しい女房のところに、討ち入りをしたからサア、大変!二人の妻に挟まれた、職人の亭主のつらさにほだされて、御老公が一肌脱いだ。有松名産の有松絞に迫る悪を懲らしめて、夫婦の新しい門出を祝う、黄門さま。
黄門さま(里見浩太朗)一行は、有松に着いた。この街は、絞り染めの有松絞が有名で、問屋などが立ち並び、たいへん賑わっていた。
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#3番組内容2
仕事の様子を見学しようと考えていた黄門さまだが、「うわなり打ち」と口々に叫ぶ女の一団に出くわして驚いた。うわなり打ちとは離婚してすぐに夫が再婚したとき、先妻が後妻に仕返しをする風習で、先妻、後妻を応援する女たちも加わって壮絶な決闘が繰り広げられる。この場合、夫は有松絞問屋の主人、高野屋新兵衛(河原崎建三)、先妻はお政(土田早苗)、後妻はお袖(三浦リカ)だ。
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#4番組内容
誘拐の片棒を担いでしまった御老公!さらった娘はとんでもないはねっ返り、父親から大金をせしめるという。さすがの御老公も驚きあきれるが、娘には出生の秘密が。慌てる助さん格さん、お娟さんを尻目に、誘拐騒動の裏でうごめく悪を懲らして、黄門さまが父と娘の絆を結ぶ。
黄門さま(里見浩太朗)一行は、伊勢参りの人々で賑わう津に着いた。黄門さまは元気な油問屋の娘、奈津(高松あい)と知り合った。
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#4番組内容2
最近、父親の窪田屋惣兵衛(大出俊)に縁談をしつこく迫られてうんざりしていた奈津は、惣兵衛を困らせてやろうと、一計を案じる。奈津の魂胆は、旅の費用を使い果たして途方にくれていた、甲助(伊勢浩二)と乙次(河田貴一)そして黄門さまを誘って、自分が誘拐されたように見せかけ、惣兵衛を心配させようというものだ。そのため黄門さまが脅迫文を書き、惣兵衛に千両要求する。
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出演者
水戸光圀…里見浩太朗
佐々木助三郎…原田龍二
渥美格之進…合田雅吏
疾風のお娟…由美かおる
風の鬼若…照英
アキ…斉藤晶
千太…三波豊和 ほか
(※シリーズ出演者)
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原作脚本
【脚本】
宮川一郎(#3)
櫻井康裕(#4)
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監督・演出
【監督】
金鐘守(#3)
矢田清巳(#4)