「新・愛の嵐」 #29 #30

  • 時代や運命に翻弄されながら身分の差を越えて純愛を貫く男女の物語【全65話】

  • 番組内容

    昭和2年、甲州の大地主・三枝家で何不自由なく育てられた娘・ひかるは、父・伝衛門が横浜から連れてきた孤児で使用人の鳥居猛にやがて惹かれていく。しかし戦争をはさんだ激動の時代が、二人の運命の歯車を狂わせてゆく…。

  • あらすじ

    【#29】
    またしても勇作の妨害工作によって、「白部丸」が出航できなくなる。追いつめられた伝衛門は、軍の出航停止命令に逆らって、船を出すことを決意。自分に万一のことが起こった場合に備えて、猛を三枝家の後継者に指名する。猛は三枝家を継ぐのは文彦だと主張、自分はその支えになりたいと。翌朝、「白部丸」は横浜港を出港する。伝衛門は胸をなでおろすが、憲兵が屋敷に踏み込んできて、有無を言わせず連行される。

  • あらすじ2

    猛は勇作に土下座して、伝衛門を助けてほしいと訴える。勇作は、ひかるを自分に譲ってくれれば、伝衛門を釈放させる橋渡しをしてもよい、と狡猾な笑いを浮かべる。

  • あらすじ3

    【#30】
    文彦が伝衛門を救うために、出航した船を横浜へ呼び戻すべきだ、と絹に訴える。長男としての威厳を見せつけようとしたのだが、実は勇作に操られていた。伝衛門の気持ちを思いやって、猛は反対。絹も猛に味方する。文彦の気持ちはますます荒む。一方、猛も自分が本当に三枝家を継いでいいのか苦悩する。まもなく、絹の必死の嘆願のおかげで、伝衛門が無事釈放される。

  • あらすじ4

    迷いから吹っ切れた猛は、改めてひかるに結婚を申し込む。久しぶりに三枝家に笑いが戻った矢先、白部丸が敵の攻撃を受けて沈没した、と連絡が…。

  • 出演者

    藤谷美紀
    要潤
    石原良純
    北原奈々子 ほか

  • 原作脚本

    【脚本】田部俊行

  • 監督・演出

    【演出】島崎敏樹