「新・愛の嵐」 #55 #56

  • 時代や運命に翻弄されながら身分の差を越えて純愛を貫く男女の物語【全65話】

  • 番組内容

    昭和2年、甲州の大地主・三枝家で何不自由なく育てられた娘・ひかるは、父・伝衛門が横浜から連れてきた孤児で使用人の鳥居猛にやがて惹かれていく。しかし戦争をはさんだ激動の時代が、二人の運命の歯車を狂わせてゆく…。

  • あらすじ

    【#55】
    勇作ともみ合い、階段から転落したひかるは流産する。ショックを受けたひかるは、大河原の家を出る。自責の念にかられた勇作は、猛に三枝屋敷の権利書を差し出す。猛は権利書を持って絹のもとへ駆けつける。そして、ひかると結婚したい、と打ち明ける。絹は屋敷には戻らないという。人としての心を失った猛を許せないと。ひかるは猛のもとへいく決心をする。

  • あらすじ2

    そして、勇作に別れを告げる。全てを失くした勇作はひかるに謝罪し、ひかるの幸せを祈る。そこへ、ナイフを握った秀子がやってくる。猛に捨てられた秀子はひかるを道連れに死のうとする。

  • あらすじ3

    【#56】
    猛に捨てられた秀子が、手首を切って自殺を図る。幸い命に別条はなかったが、ひかるは秀子を追いつめた猛を非難する。が、猛は全く良心の呵責を感じず、積年の恨みを果たし終えた喜びにひたる。ひかるは猛が昔とは別人になってしまったのを思い知らされ、絶望的な気持ちになる。その夜、ひかるは三枝の家に移った猛のために心づくしの夕食をこしらえる。

  • あらすじ4

    猛はひかるの態度に納得のいかないものを感じながらも、幸せな気持ちに包まれる。深夜、安らかな寝息を立てて眠る猛の部屋に、ひかるは灯油を撒き始める。そして、マッチを取り出し、火をつける…。

  • 出演者

    藤谷美紀
    要潤
    石原良純
    北原奈々子 ほか

  • 原作脚本

    【脚本】
    岩村匡子(#55)
    田部俊行(#56)

  • 監督・演出

    【演出】
    金子与志一(#55)
    島崎敏樹(#56)

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