水戸黄門 第四十三部
＃９「楓に惚れた手筒花火師・吉田」
＃１０「父と呼ばれて…・岡崎」

＃９番組内容

花火師の父を火薬の誤爆で亡くし、花火が恐くなってしまった青年丈太郎。楓は、酔い潰れた丈太郎を介抱したのが縁で、その母おせいに気に入られ居候になる。てんやわんやで意識しあう丈太郎と楓。だが、父の残した秘伝の火薬製造方法を狙って、公儀鉄砲隊が動き出した。「俺の火薬は、人に楽しんでもらう花火のための火薬だ！」。忘れられない父の言葉が、丈太郎を男にかえる！

＃１０番組内容

助さん格さんに隠れて御老公が訪ねたのはかつて情を交わした女が商う味噌問屋。だが、女は既に他界し、娘が後を継いでいた。『こなつ』という名を聞き、動揺する御老公。それは「女の子を授かれば名付けよう」と約束していた名だった。折しも、代官の悪だくみで、店は商い禁止を迫られ、美貌のこなつは清らかな体を狙われる。我が子かもしれぬ娘に、御老公は何ができるのか…。

出演者

水戸光圀…里見浩太朗
佐々木助三郎…東幹久
渥美格之進…的場浩司
楓…雛形あきこ
八兵衛…林家三平
風車の弥七…内藤剛志
徳川綱吉…風間トオル ほか
（※シリーズ出演者）

原作脚本

【脚本】
小木曽豊斗(#9)
黒土三男(#10)

監督・演出

【監督】井上泰治