ドラマコレクション「水戸黄門」
-
水戸黄門 第三十七部
#4「頑固一徹職人魂・松本」
#5「陰謀砕いた美人姫・越後高田」 -
#4番組内容
水戸老公一行は松本へ。老公は当地の名産である指物を商う問屋の女主人、おくにと知り合った。おくにの店は藩御用達で、現在も将軍様に献上する品物を製作中だ。おくには夫、芳五郎の死後、職人の徳松と息子の友太郎と共に、懸命に店を切り盛りしてきた。
ところが、物産問屋の北村屋が、おくにの店に目を付けた。国家老の細田采女正に取り入って、品物を独占しようと企んだのである。
-
#4番組内容2
北村屋の息のかかった悪党、金駒の伝八に襲われ、徳松が負傷する。徳松なくしては献上品を仕上げることができない。細田はおくにに無理な納期を押し付ける。
おくにの危機!
だがただ一人、おくにを救い、献上品を仕上げることのできる人物がいる。おくにの父親で、かつて名人とうたわれた友造である。しかし、友造とおくには、深い事情があって絶縁状態にあった。
-
#4番組内容3
その上、友造は数年前に指物師を辞めて、今は居酒屋の親父に納まっている。指物師の意地を守るため、おくには友造に頭を下げるが、友造は首を縦には振らない。実はお互いのことを思いながらも、心を通わせることができない頑固な父と娘。老公が二人の気持ちを結ぶのだが…。
-
#5番組内容
水戸老公一行は、越後高田に入った。越後高田では将軍に藩を取り潰され、土地を失った侍たちが、郷士となって新田を開発し、新しい暮しを築こうと農作業に汗を流していた。越後高田の藩主は、郷士たちの自立を支援するため年貢を軽くしていたが、国家老の萩山壱岐は、厳しく年貢を取り立て、私腹を肥やしていた。不満を募らせた郷士たちには、和姫が近く江戸から国元へ戻ることを知り、姫に萩山の悪事を訴えようと企てている。
-
#5番組内容2
郷士の頭目、速水軍兵衛は、力ずくで姫をさらおうとするが、正義感の強い、関本又七郎は、話し合いで解決する方策を探る。
峠に差し掛かった和姫の行列を郷士の一団が襲う。そこへ老公一行が通りかかり、助三郎と格之進が姫を救う。乱闘の末、老公と和姫はたった二人で逃げ延びた。
老公は利発な和姫が郷士たちの苦しみに心を痛めていることを知る。
-
#5番組内容3
和姫は父である藩主の密命を受け、郷士騒動を調べるため国元に赴いたのである。一旦は城へ戻った和姫だが、城に押し寄せた郷士の軍勢に捕らえられてしまう。
和姫に悪事のからくりを知られた家老の萩山は、郷士たちもろとも和姫と老公一行も始末しようとするが…。
-
出演者
水戸光圀…里見浩太朗
佐々木助三郎…原田龍二
渥美格之進…合田雅吏
疾風のお娟…由美かおる
風の鬼若…照英
アキ…斉藤晶
おけらの新助…松井天斗
風車の弥七…内藤剛志
静枝…池内淳子 ほか
(※シリーズ出演者)
-
原作脚本
【脚本】岡本さとる
-
監督・演出
【監督】
井上泰治(#4)
矢田清巳(#5)
おすすめ情報
以下、一部リンクにはアフィリエイトが含まれます。
テレビ大阪公式サイトはAmazonアソシエイト・プログラムに参加し、Amazon.co.jpのサイトにリンクすることにより、広告料を得ています。