ドラマコレクション「水戸黄門」
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水戸黄門 第三十七部
#6「家族涙の隠し金山・佐度」
#7「家族を捨てた母の愛・鶴岡」 -
#6番組内容
水戸老公一行は越後寺泊から佐渡へ向かう。一行は寺泊の港で行方不明の父親を探しているという、お幸とその妹・お峯、弟・太吉の三人と知り合った。三人の父親・留吉は、四ヵ月前に佐渡へ行くと書き置きをして家を出て以来、帰ってこない。役人の目をごまかすために、旅芸人の一座を装っている三人に合わせ、老公たちも芸人のふりをして海を渡る。その頃、留吉は佐渡の金山にいた。
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#6番組内容2
留吉は、半年働けば大金が手に入るという甘い誘いを信じていたが、実は佐渡奉行所留守居役の室戸清左衛門が、隠し金山を開発し、私腹を肥やしていたのである。しかも金を掘り出した後は、留吉たちを坑道に埋め、殺してしまう魂胆だ。
金山の秘密の抜け道を知る留吉は、しばしば山を下りて息抜きをしていたが、たまたま入った芝居小屋で、お幸たちが芸をしている姿を見て驚いた。
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#6番組内容3
留吉は大金を持って帰るので安心して待っていろと子どもたちに言い残し、金山に戻る。老公はお娟と鬼若、アキの調べで室戸の悪巧みを知る。助三郎と格之進は無宿人を装って金山に忍び込み、留吉たちの救出に向かう。だが時すでに遅し。室戸の手下は坑道に男たちを閉じ込め、大量に仕掛けた爆薬の導火線に火を点けた!
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#7番組内容
水戸老公一行は絵ろうそく作りが盛んな鶴岡へ。一行は名人とうたわれた、ろうそく職人のおきぬと出会う。おきぬは亭主の重吉と共に仕事をしていたが、自分の腕を過信して八年前に家を出てしまっていた。おきぬは、最近重吉が死んだと噂を聞き、帰ってきたのである。せめて線香をあげたいと願うおきぬだが、母のかつての仕打ちを恨んでいる息子の和吉は、それを激しく断った。和吉の妹おはなは二人の不仲に心を痛める。
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#7番組内容2
ところで鶴岡では毎年、絵ろうそくを将軍様に献上していた。これまでは重吉が一手に引き受けていた献上ろうそくだが、今年からは家老が検分して品を決めることになった。和吉も懸命に工夫を考えるが、知恵が浮かばず悩んでいる。
米問屋の山室屋源兵衛は、献上ろうそくを手始めに様々な仕事を独占し、鶴岡の商売を牛耳ろうと企んでいた。山室屋は勘定奉行の矢野庄太郎と手を結び、悪事を企てている。
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#7番組内容3
山室屋は実績のあるおきぬに仕事を依頼する。意外にもおきぬはそれを引き受け、献上ろうそくの品定めには、おきぬと和吉のたった二人が出品することになった。老公は、おきぬが心に何かを秘めていると見抜いていた。絵柄の工夫が定まらず、なす術のない和吉だが、情け容赦のないおきぬの言葉の中に光明を見出し、一心不乱にろうそくを仕上げるのだった。そして品定めの日。息をのむ一同の前で、二人のろうそくが披露されるが…。
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出演者
水戸光圀…里見浩太朗
佐々木助三郎…原田龍二
渥美格之進…合田雅吏
疾風のお娟…由美かおる
風の鬼若…照英
アキ…斉藤晶
おけらの新助…松井天斗
風車の弥七…内藤剛志
静枝…池内淳子 ほか
(※シリーズ出演者)
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原作脚本
【脚本】
横山一真(#6)
櫻井康裕(#7)
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監督・演出
【監督】
井上泰治(#6)
矢田清巳(#7)
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