ドラマコレクション「水戸黄門」
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水戸黄門 第三十七部
#10「死ぬな!風の鬼苦!!・能代」
#11「母と娘つないだ風車・青森」 -
#10番組内容
能代に着いた水戸老公一行。老公は秋田杉の見事な山林に感心する。山と杉の世話をしているのはアキの祖父、半右衛門である。伊賀の忍びだったが、人柄を見込まれ今は忍びの手下らと山守りをしている。半右衛門との面会を楽しみにしていたアキだが、彼は見回りに入った山中で何者かに襲われ殺された。半右衛門が最も信頼する五郎太は、柘植の抜け忍、甚内の仕業だろうと語る。最近、山では杉を守るため立ち入りが厳しくなっていた。
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#10番組内容2
一方、山に入った人々が帰ってこないという事件も頻発していた。半右衛門の仇を討とうと血気にはやるアキは、冷静になるよう諭す鬼若に反発するが、二人は五郎太と共に山の探索に入り、違法な伐採が行なわれていることを知る。老公は、旅の商人を装い山を管理する奉行、笠原典膳に接近する。老公は、笠原と材木商の潮北屋善兵衛が手を結び、杉を横流しするために捕らえた人々を使って密かに伐採を行っていることを知る。
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#10番組内容3
だが老公は笠原に言動を怪しまれ、捕らわれの身となってしまう。山中に潜入したお娟も襲われ深手を負った。その時、アキの危機を察した鳴神の夜叉王丸が現われ、救いの手を差し伸べる。伊賀と柘植の忍びが入り乱れ、最後の激闘が繰り広げられる。
アキと鬼若、最大の危機!
鬼若は身を挺してアキを守る。だが、意外な人物が二人に狙いを定めて短銃の引き金を引く。山中にこだまする銃声。その時、鬼若は…。
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#11番組内容
水戸老公一行は青森へ。一行とは別行動の風車の弥七は、道中ごろつきに絡まれていた旅の娘・お鈴を助けた。不幸な生い立ちのお鈴は自分を生んだ母親を捜して旅を続けていたが、青森の廻船問屋倉沢屋の女主人・お凉が母に違いないと噂を聞き、訪ねてきたのであった。お鈴の母親は津軽三味線の名人だった。お鈴は店にある三味線を指差して親子に違いないと訴えるが、お凉はきっぱりと否定する。
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#11番組内容2
お凉には嫁入り前の娘・お夏がいることも分かり、酒を飲みながら恨み言を語るお鈴を助三郎が慰める。その頃青森では、江戸の殿様に献上する津軽塗りの調度が仕上がり、藩御用を担う倉沢屋の蔵に納められた。次期藩御用を狙う碇屋は、倉沢屋を陥れようと企む。その悪事の後ろ盾には、調度運搬の責任を負う藩士・楢井と次席家老の大垣半兵衛がいる。碇屋の息のかかった地の悪党・赤泊の権八は、倉沢屋に恨みを抱くお鈴に目を付けた。
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#11番組内容3
お鈴を唆し、蔵の調度に傷をつけさせる魂胆だ。そうなればお凉は厳しい咎めを受ける。実行前の下調べのため倉沢屋の庭に忍び込んだお鈴は、お凉とお夏の話を盗み聞きしてしまう。お凉はお鈴と別れることになった悲しい事情と、母親と名乗ることのできないつらさを涙ながらに語る。お凉を誤解していたことを悟ったお鈴だが、碇屋らの悪事の秘密を知っており、裏切れば自分も命が危ない。弥七はお鈴に老公に相談するよう勧めるが…。
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出演者
水戸光圀…里見浩太朗
佐々木助三郎…原田龍二
渥美格之進…合田雅吏
疾風のお娟…由美かおる
風の鬼若…照英
アキ…斉藤晶
おけらの新助…松井天斗
風車の弥七…内藤剛志
静枝…池内淳子 ほか
(※シリーズ出演者)
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原作脚本
【脚本】
岡本さとる(#10)
櫻井康裕(#11)
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監督・演出
【監督】
金鐘守(#10)
苫米地祥宏(#11)
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