ドラマコレクション「水戸黄門」
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水戸黄門 第三十七部
#13「藩を守った女剣士・八戸」
#14「大食い男の恩返し・盛岡」 -
#13番組内容
水戸老公一行は八戸へ。老公はかつて剣や学問を共に学んだ旧友・立花市兵衛を訪ねる。立花は剣術道場の主人であったが現在は病の床にあり、娘の紅緒が道場を守っていた。八戸では藩主の側室・藤の方の希望で別式女を召し抱える事になっていた。別式女とは、男子禁制の場所などで奥方や側室ほかの警護を担う女武芸者で、男性以上の剣の腕前を求められる。紅緒はこれに志願し剣術の試合を勝ち抜いて採用される。
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#13番組内容2
早速、藤の方の駕籠が謎の侍たちに襲われる。紅緒の活躍で藤の方は無傷だ。藤の方は、藩主の留守に次席家老の稲葉帯刀が廻船問屋・村田屋嘉平と結託して密貿易を働き、私腹を肥やしていると語る。驚く紅緒に、稲葉を懲らしめるため力を貸して欲しいと藤の方は頭を下げる。駕籠を襲ったのは稲葉の手の者たちだ。
紅緒は命がけで抜け荷の証拠を掴むが、またも稲葉の配下に襲われる。助三郎が駆け付け、紅緒を救う。
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#13番組内容3
ところで市兵衛は紅緒は実の娘ではないと老公に悩みを打ち明ける。血の繋がらない紅緒を息子のように厳しく育て、剣術を仕込んだと語る。紅緒にはかわいそうな事をしたと悔やむ市兵衛だが、老公は父娘は深い絆で結ばれていると慰める。偶然二人の話を聞き狼狽する紅緒を助三郎が励ますのだった。
さて抜け荷の品物を押収するため藤の方と紅緒は取引の場へ急ぐ。しかしそこにも稲葉配下の侍が待ち控えていた…。
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#14番組内容
老公一行は盛岡へ。老公は大食いの男・幸助と知り合った。わんこそばを百杯平らげても平気な顔の幸助に老公は感心する。鋳物の茶釜を見たいと考えた老公は、幸助の案内で鋳物問屋岩田屋を訪れる。だが、大きな商いをしているはずの店舗はそこにはなかった。数年前に店が奉行の久米監物に取り潰されたと聞き、幸助と一行は驚いた。幸助はある事情があり岩田屋に金と恩を返すため盛岡を訪ねたのだが、それができなくなり落胆する。
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#14番組内容2
岩田屋は殿様に献上する大切な茶釜を紛失してしまい、責めを負ったのだという。主人夫婦はすでにこの世になく、今は一人娘のおさきが草餅を売りながら細々と暮らしている。ところで奉行の久米は、公金を相場で使い果たした穴埋めのために、町の人々から大金を脅し取ろうとしていた。
風車の弥七の調べで、岩田屋は久米にだまされて罪を着せられたことが分かる。
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#14番組内容3
岩田屋の娘おさきが年頃になっている事を知った久米は、おさきを自分のものにしようと、よこしまな企みを巡らせる。久米とその息のかかった十手持ち・繁三はおさきを罠にはめ、十両払わなければ牢に入れると脅す。
幸助はわんこそばの大食い大会が行われ、優勝者には大金が支払われると知り、出場を決める。だが繁三も大食いの子分を出場させ対抗する。勝負は二人の一騎討ちとなるが…。
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出演者
水戸光圀…里見浩太朗
佐々木助三郎…原田龍二
渥美格之進…合田雅吏
疾風のお娟…由美かおる
風の鬼若…照英
アキ…斉藤晶
おけらの新助…松井天斗
風車の弥七…内藤剛志
静枝…池内淳子 ほか
(※シリーズ出演者)
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原作脚本
【脚本】
山田孝行(#13)
岡本さとる(#14)
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監督・演出
【監督】
矢田清巳(#13)
上杉尚祺(#14)
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