ドラマコレクション「水戸黄門」
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水戸黄門 第三十七部
#17「育ての母、涙の決心・一関」
#18「真夏の恋の物語・尾花沢」 -
#17番組内容
水戸老公一行は一関へ。一行とは別行動の格さんは学問好きな少年・新吉と出会った。新吉は母親のお久と二人暮らし。新吉はけがで命を落とした父親のような人を救うために、医者になりたいという夢を抱いていた。
お久の留守中、塩釜の網元だという廣助が突然訪ねてきた。廣助に本当は自分の息子だと言われ、新吉は驚いた。十二年前、よんどころない事情があり廣助夫婦は新吉を手放したが、ぜひ引き取りたいと廣助は訴える。
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#17番組内容2
事実を知りたいという新吉に、お久は自分の息子だと語るのだが、実は新吉はお久の子ではなかった。お久は新吉の医者になりたいという希望を知り、網元の子に戻れば、莫大な費用のかかる医者になるための学問もさせてやることができると考え、心が揺れる。お久は心を鬼にして自分の子ではないと新吉に明かし、廣助のところに戻るよう新吉を突き放す。
ところで、一関に江戸から豊姫が初めてお国入りすることになった。
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#17番組内容3
御年寄・長篠の局が豊姫に贈る袴をお久が縫い上げることに決まった。御年寄の座を狙う中年寄の葛木は、長篠の局を失脚させるため用人の沢野四郎兵衛と手を結び、袴に細工を試みる。沢野は新吉を捕らえてお久を呼び出し、袴に針を忍ばせるよう脅迫する。
一方、豊姫の一行にくノ一の蘭が紛れていることを見抜いた風車の弥七は、豊姫を巡る悪事の存在に気付き、老公に報告するが…。
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#18番組内容
老公一行は尾花沢へ。銀山のあるこの辺りは天領地である。役人たちが人相書きを手に、街道で通行人を厳しく詮議しているのを見て老公は不審に思った。お娟は役人に詰問されていた行商人・真崎翔之介を気転を効かせ助ける。さらに銀山の坑道近くで何かを探るような動きをし、役人に追われていた真崎を再びお娟が逃がした。真崎はお娟も引かれる男ぶりだ。真崎は南部藩の侍で、脱藩者・津久井忠三郎を藩主の命を受け追っていたのだ。
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#18番組内容2
津久井は短銃の開発に熱中するあまり、脱藩することになった。尾花沢代官所手代・鳥飼藤造は津久井を銀山の中に匿い、銃の研究を支援する。銃を量産させ着服しようと企む。役人たちは真崎を捕らえるため街道を見張っていたのだ。風車の弥七の調べで老公は鳥飼の悪巧みを知る。鳥飼の悪事の裏をとるため、助さんと格さんは銀山に潜入する。さて津久井には妻の志津が付き添っていたが、津久井と志津、真崎の三人は、幼馴染であった。
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#18番組内容3
一度は志津と婚約した真崎だが、真崎は一方的に約束を違え、志津は真崎を恨んでいた。津久井の妻となった今もその恨みは深まるばかりだ。だが心の底では互いへの愛情を断ち切れない真崎と志津。二人の気持ちを知って、お娟は二人を引き合わせるよう手引きする。ついに津久井の銃が完成した。そして真崎と津久井に対決の時が来た。激しく刃を交える二人。だが真崎は津久井と志津が幸せに暮らせるよう、ある秘策を心に決めていた…。
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出演者
水戸光圀…里見浩太朗
佐々木助三郎…原田龍二
渥美格之進…合田雅吏
疾風のお娟…由美かおる
風の鬼若…照英
アキ…斉藤晶
おけらの新助…松井天斗
風車の弥七…内藤剛志
静枝…池内淳子 ほか
(※シリーズ出演者)
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原作脚本
【脚本】櫻井康裕
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監督・演出
【監督】
井上泰治(#17)
矢田清巳(#18)
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