ドラマコレクション「水戸黄門」
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水戸黄門 第三十八部
#1「小藩を救え!いざ西へ・水戸・江戸」#2「嵐を呼ぶ瀬戸内の謎!・瀬戸内」 -
#1番組内容
水戸老公は、水戸の西山荘で晴耕雨読の日々を送っていた。大日本史編纂の資料を求め、江戸へ向かった助三郎は、花崎藩と赤津藩の間で重大な問題が起こっていることを知る。かつて一つの藩だった赤津藩と花崎藩は瀬戸内海に面して隣接する。二藩に分かれて以来争いごとが絶えず、今回、領土の境界あたりで発生した事件が、いつしか二藩の領土争いにまで発展し、その解決は、老中・柳沢吉保に託されていた。
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#1番組内容2
柳沢は花崎藩に一方的に有利な裁定を下す。花崎藩が柳沢に金品を贈っていたのである。このままでは花崎藩に吸収されるのではないかと、赤津藩では危機感が高まっていた。
助三郎の友人で赤津藩の江戸藩邸に勤める山内裕之進は、藩の存亡を賭け、必死に柳沢への説得工作を試みるが、そんな山内の姿を妹・志保は、武士らしくないと批判的だ。助三郎は友の危機を救おうと必死になる。
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#1番組内容3
一方、風車の弥七から知らせを受けた老公は、江戸へ。助三郎からも詳しい事情を聞き、格之進、お娟、新助を伴って船で瀬戸内へと向かう。瀬戸内では、さらに二藩を揺るがす意外な事実が待ち受けていた…。
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#2番組内容
瀬戸内の赤津藩と花崎藩で起こった合併騒動を収めるため、水戸老公一行は、海路、菱垣廻船で現地へと向かった。志保の故郷、赤津では、血気盛んな若者たちが、花崎に吸収される前に討って出ようと戦いの相談を始めていた。志保の医学の師匠、医師の道庵は彼らを押さえるのに必死だ。志保は道庵たちに江戸の様子を伝え、自重するようみんなを説得する。
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#2番組内容2
その頃、風車の弥七は花崎の動きを探り、騒動の発端は銀鉱脈が発見されたことらしいという情報を掴んだ。伊之助という山師が、赤津と花崎に跨る山の中で銀を含んだ鉱石を発見した。鉱石を持つ伊之助は行方不明で、伊之助を父親のように慕う志保はその身を案じている。銀鉱石の事を知った花崎の城代家老、大溝四郎兵衛は、花崎だけで銀山を開発しようと企み、江戸の柳沢吉保の後ろ盾を得て、赤津を強引に乗っ取ろうと画策する。
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#2番組内容3
大溝は、瀬戸内では大きな勢力を誇る、村上水軍の大頭、曽根長左衛門に、赤津に対抗するための加勢を頼む。長左衛門は慎重に事態を見守る構えだが、小頭の信兵衛は金と出世に目がくらみ、軍勢を動かす。
水軍の船が国境まで迫り、赤津の侍たちはそれを迎え撃とうと一気に緊張感が高まった。老公は助さん、格さんとともに水軍の陣営に乗り込むが…。
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出演者
水戸光圀…里見浩太朗
佐々木助三郎…原田龍二
渥美格之進…合田雅吏
疾風のお娟…由美かおる
おけらの新助…松井天斗
山内志保…小沢真珠
風車の弥七…内藤剛志 ほか
(※シリーズ出演者)
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原作脚本
【脚本】櫻井康裕、宮川一郎
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監督・演出
【監督】苫米地祥宏
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