ドラマコレクション「水戸黄門」
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水戸黄門 第三十八部
#3「昼行灯とあっぱれ女房・石見」
#4「人形一座に春が来た・淡路」 -
#3番組内容
志保が行方を捜す山師の伊之助は、銀山のある石見にいるに違いないと見当をつけ、水戸老公一行も石見に向かった。
一行はその道中、大八車に乗った夫、平四郎とその車をひいて石見を目指している妻、かよに出会う。頼りない昼行灯亭主の平四郎としっかり者のかよ、それでもお似合いな二人が印象に残る老公だった。
実は、平四郎はこの地に新しく着任した代官だが、優柔不断でかよに頭が上がらない。
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#3番組内容2
代官所の仕事も部下の山崎喜平に任せきりだ。そんな平四郎をあざ笑うかのように山崎は御用商人の真田屋と結託し、産出する銀の量をごまかして私腹を肥やしていた。さらに仮面で顔を隠した謎の人物が二人に指図して、発見されたばかりの銀の鉱脈を隠し、莫大な儲けを得ようと企んでいた。
一方、助三郎と志保は、伊之助の山師仲間、作蔵を訪ねるが、作蔵は不在だった。
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#3番組内容3
山崎たちが隠し銀山にしようと目論んでいる鉱脈を発見したのが作蔵で、作蔵は山の奥深くに監禁されていたのである。
風車の弥七が作蔵が捕らわれていることと、山崎たちが悪事を企んでいることを老公に報告する。老公は平四郎に事の全てを知らせるのだが、平四郎は及び腰だ。それに業を煮やしたかよは、山崎たちの悪事を暴き立てるが、捕らわれの身となった。
平四郎はかよを救出するため、やっと立ち上がるのだが…。
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#4番組内容
水戸老公一行は淡路島へ。老公は淡路人形浄瑠璃の一座に出会い、見事な人形の芝居を目の当たりにし感心した。一座の座頭、庄太夫には一人息子の勘太がいたが、母親はすでに亡くなっている。最近一座に入り座員の世話をしているおすずを勘太は母親のように慕う。遊んでいる最中に火傷を負った勘太を志保が手当てをするが、その後治療をしたおすずの知識の深さと手際のよさを見て、志保はおすずには医学の心得があるのではと思った。
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#4番組内容2
そんな志保と新助を腕の立つ浪人たちが襲い、志保が攫われた。浪人たちは志保を誰かと間違えている様で、しかも何か大事な書類を探している様子だ。
風車の弥七の調べで、半年前おすずの夫、洞碩が刀傷を負った瀕死の侍を治療したところ、その翌日、突然押し入った浪人に侍もろとも切り殺されていたことが分かった。
おすずはその時、侍が持っていた書状を携えて逃げた。
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#4番組内容3
その書状には、城代の大谷主水が商人の岩戸屋と手を結び、特産品の藍を横流ししている悪事について記されていた。浪人たちは、志保をおすずだと誤解して攫ったのである。大谷が人形浄瑠璃を見物すると知ったおすずは、一座に紛れ込み、夫の恨みを晴らす機会を狙っていた。そして大谷を迎えて浄瑠璃芝居が始まった。大谷の酒に毒を仕込もうとするおすずに、老公が、人を殺しては、医師だった夫は決して喜ばないといさめるのだが…。
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出演者
水戸光圀…里見浩太朗
佐々木助三郎…原田龍二
渥美格之進…合田雅吏
疾風のお娟…由美かおる
おけらの新助…松井天斗
山内志保…小沢真珠
風車の弥七…内藤剛志 ほか
(※シリーズ出演者)
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原作脚本
【脚本】
山田孝行(#3)
小木曽豊斗(#4)
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監督・演出
【監督】矢田清巳
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