ドラマコレクション「水戸黄門」
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水戸黄門 第三十八部
#5「暴れ若様まかり通る・和歌山」
#6「険しい恋路の吉野山・吉野」 -
#5番組内容
水戸老公一行は和歌山へ。老公は紀州徳川家の若様、源六と出会った。源六は、四男の役立たずと陰口を言われることで世をすねて、自分は不要な存在だと考え、勝手気ままに城を飛び出しては人々に迷惑をかけていた。源六は父親からも見捨てられていると思い込んでおり、お守り役の岡崎藤兵衛もほとほと手を焼いている。
老公はそんな源六を城の外にある道普請の現場に誘う。
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#5番組内容2
そこでは半年前の洪水で家を無くした貧しい人々が役夫として働き、過酷な労働を強いられていた。勘定奉行の林田頼母が材木商の南斗屋と結託して役夫たちの手間賃をごまかし、私腹を肥やしていたのである。
源六は老公や格さん、新助、そして役夫のおとき、清吉たちと共に普請場で働き、人々の苦しみを目の当たりにする。不正を働く役人たちを成敗すると息巻く源六を、悪事の証拠を掴むことが先決だと、老公はいさめるのだった。
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#5番組内容3
お娟の調べで、林田たちが二重帳簿を作り、悪事を隠していることが分かった。悪事の発覚を恐れた林田は、役夫姿で働く源六を若様と知りながら捕らえ、命を無きものにしようとするのだが…。
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#6番組内容
水戸老公一行は吉野へ向かう道中、行方不明の弟を捜しているという、おもんと出会う。おもんは、格さんが弟にそっくりだという。老公は謎の雲水らがおもんを密かに見張っていることに気付き、格さんに弟捜しを手伝うようにと、おもんに助け舟を出す。老公は、おもんは只者ではないと睨むが、その通り、実は公儀隠密で、同じく隠密の音次郎と組んで、近畿代官・鰍沢主膳と商人の不知火屋が企む、密貿易の証拠を探っていたのである。
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#6番組内容2
雲水らはおもんと音次郎を狙う隠密狩りだ。隠密狩りの攻撃をかわし、音次郎はやっとの思いで証拠の鉄砲を手に入れるが、その時深手を負い、鉄砲を風車の弥七と格さんに託して姿を消した。弥七とお娟から、致命傷を負った隠密は自ら命を断つのだと聞かされ、格さんは隠密の非情な掟に愕然とする。
格さんは、おもんが弟ではなく、本当は夫を探していることと、その夫が生きていることを知る。
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#6番組内容3
隠密同士の夫婦は、人並みの幸せを掴むことはできないと知りながらも夫を捜す、おもんの儚い女心を知り、格さんはおもんに隠密から足を洗い、幸せを掴んで欲しいと願うのだった。老公も自らの身分を明かし、夫を訪ねるようおもんを促す。思いもよらぬ老公の言葉に、おもんは弾かれるようにして、夫が暮らす村へ向かう。そこで待ち受けていた意外な事実とは?だが、悪事の発覚を恐れる鰍沢一味も必死でおもんの行方を捜していた…。
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出演者
水戸光圀…里見浩太朗
佐々木助三郎…原田龍二
渥美格之進…合田雅吏
疾風のお娟…由美かおる
おけらの新助…松井天斗
山内志保…小沢真珠
風車の弥七…内藤剛志 ほか
(※シリーズ出演者)
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原作脚本
【脚本】
岡本さとる(#5)
櫻井康裕(#6)
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監督・演出
【監督】
矢田清巳(#5)
上杉尚祺(#6)
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