ドラマコレクション「水戸黄門」
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水戸黄門 第三十八部
#20「温泉芸者が結ぶ仲・修善寺」
#21「父帰る!ここは下田の湊町・下田」 -
#20番組内容
水戸老公一行は修善寺へ。一行は能面作りの名人、六兵衛とその息子、圭吉と出会う。六兵衛は能面は役者が使ってこそ真価を発揮すると考えており、飾り物の面(おもて)は一切作らない。圭吉はそんな頑固な父親のせいで母親が早死にさせられたと思い込んでおり、父を恨んでいる。圭吉の幼なじみの芸者、照葉は反目する父子を心配している。
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#20番組内容2
お娟と志保も修善寺の温泉に浸かりながら、父子を仲直りさせるいい方法はないものかと思案する。
ところで、岩槻藩の役人、大室朔兵衛は老中の柳沢吉保への貢ぎ物とするために、六兵衛の面を欲していた。大室は代官所の輿水彪五郎の仲介で面作りを六兵衛に依頼するが、六兵衛はこれを断った。
輿水は圭吉をだまして六兵衛の贋作を作らせて捕らえ、圭吉の命が惜しければ、飾りの面を作るようにと六兵衛を脅迫する。
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#20番組内容3
老公は圭吉を助けるための思案を六兵衛に伝え、それが功を奏して圭吉は無事戻ってきた。それでも六兵衛に感謝することなく反抗する圭吉に、照葉は圭吉の父母に秘められた真実の愛情を語って聞かせるのだった。
さて、老公は自ら六兵衛が作った能面を付けて大室と輿水の面前で能を舞って見せ、二人の悪巧みを暴くのだったが…。
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#21番組内容
水戸老公一行は下田へ。一行は船役夫の太吉、お君夫婦と知り合った。お君に子どもができたことが分かり、太吉は喜ぶが、それ以上に、夫婦の近所に住むひとり者の留吉が嬉しそうだ。
夫婦にはすでに両親はいないが、太吉は留吉が自分らに見せる優しいまなざしと態度から、留吉こそがお君が幼い頃別れたままになっていたお君の実の父親、竜三ではないかと気付いた。
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#21番組内容2
太吉は留吉にお君の父親だと名乗り、生まれてくる子どもと一緒に家族として暮らそうと誘う。だが留吉は今のままでいさせてくれと断った。留吉はお君の父親ではないのだろうか。ふしぎに思う太吉だった。
そんなある日、太吉の家に大金が入った袋が投げ込まれた。太吉が奉行所へ届けようと考えていた矢先、役人が太吉の家に押しかけ、太吉は事情を話す間もなく盗みの罪で捕らえられてしまう。
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#21番組内容3
その頃、与力の村野伝四郎と廻船問屋の黒松屋は、大店の駿河屋を失脚させようと企んでいた。黒松屋は駿河屋の蔵から献上品の絹織物を盗み出し、駿河屋を罪に陥れようとする。太吉はそのために献上品を盗んだ罪人に仕立てられてしまったのだ。
幸せの絶頂から突き落とされたお君を留吉が慰める。
留吉は太吉を救うため、自分が金を盗んで太吉の家に放り込んだと奉行所に名乗り出るが…。
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出演者
水戸光圀…里見浩太朗
佐々木助三郎…原田龍二
渥美格之進…合田雅吏
疾風のお娟…由美かおる
おけらの新助…松井天斗
山内志保…小沢真珠
風車の弥七…内藤剛志 ほか
(※シリーズ出演者)
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原作脚本
【脚本】
櫻井康裕(#20)
岡本さとる(#21)
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監督・演出
【監督】金鐘守
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