ドラマコレクション「水戸黄門」
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水戸黄門 第三十九部
#11「若妻の言えない秘密?・天草」
#12「愛と復讐の桜島・鹿児島」 -
#11番組内容
水戸老公一行は天草へ。老公は、名産品の樫を育てている御用林を見るため福連木(ふくれぎ)という村まで足を延ばし、木々の管理をしている庄屋の益次郎を訪ねる。益次郎は母親のお勢と嫁のおきぬの三人暮し。家事の苦手なおきぬに、お勢は小言が絶えない。しかし、お娟はおきぬのしなやかな身のこなしを見て、おきぬは忍びではないかと感じていた。
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#11番組内容2
御用林は代官の緒方又兵衛が厳しく管理しているが、緒方は材木商の西海屋と結託して木々を横流しし、私腹を肥やしていた。見回りのため、山口十三郎ほか巡検使がやってくるが、緒方に手玉に取られ不正を見破れない。一方その頃、隠密の達次は代官所に忍び込み、木々伐採の記録を盗む。追っ手に斬られ深手を負った達次を風車の弥七が匿った。弥七は達次に頼まれその記録をおきぬに渡す。益次郎はそれを見て緒方らの悪事を見破った。
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#11番組内容3
実はおきぬも代官所の不正を調べていた隠密だった。だが二年前、探査の途中、事故で記憶を失った。おきぬは益次郎に助けられ、二人は夫婦になった。やがて記憶は戻ったがおきぬは普通の女としての幸せな暮らしを手放すことができず、そのまま益次郎の妻として暮らしていたのである。
益次郎とお勢が代官所の役人に捕らえられた。おきぬは二人を助けるため代官所に向かう…。
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#12番組内容
水戸老公一行は鹿児島へ。早月はかつて江戸の学問所で共に学んだことがある菊村数馬と再会する。算術が得意だった数馬は藩の勘定方で働いていた。
数馬は大友喬之助と名を変えており、なぜか再会を懐かしむ早月を無視する。また、数馬の許嫁、千代は数馬から一方的に婚約を反故にされたと悲嘆にくれている。数馬の優しい人柄を知る早月はまるで別人のようだと首をかしげる。
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#12番組内容2
ところで風車の弥七の調べで、千代の養父で郡奉行の土屋隼人正と与力の如月刑部が、悪党・不知火の伊蔵を使って、琉球との密貿易を行っていることが分った。土屋たちは琉球に帰る船に罪人を乗せて逃がしてやる悪事も密かに行っていた。
かつて土屋たちの悪事に気付き罪を暴こうとした数馬の父は、伊蔵に斬殺されていた。土屋は数馬にとっては父の敵でもある。
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#12番組内容3
愛する千代が土屋の養女だと気付き、悩んだ末に数馬は千代に別れを告げたのである。数馬の下男・又吉は涙ながらに数馬たち父子の無念を老公たちに語る。
悪事の証拠をつかむため老公と新助は骨董屋に扮して陶芸好きの土屋に接近する。老公の蒔いたえさに誘われ、悪人たちが動き出す。数馬と早月は罪人たちに紛れ込んで琉球行きの船に向かうが…。
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出演者
水戸光圀…里見浩太朗
佐々木助三郎…原田龍二
渥美格之進…合田雅吏
疾風のお娟…由美かおる
おけらの新助…松井天斗
山野辺早月…磯山さやか
風車の弥七…内藤剛志 ほか
(※シリーズ出演者)
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原作脚本
【脚本】
小木曽豊斗(#11)
峯尾基三(#12)
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監督・演出
【監督】上杉尚祺
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