海と陸-16歳のプロボクサー-

  • 16歳プロボクサー服部海斗と加納陸の過酷な生き様とそれぞれの戦いを追ったドキュメンタリー。

  • 番組内容

    日本で唯一“16歳のプロボクサー”が誕生。
    2013年、兵庫県三田市に16歳のプロボクサーがいた。
    日本ボクシングコミッション(JBC)の規定ではプロテスト受験資格は17歳から。
    国内ジュニア最高峰の大会を制している加納陸と服部海斗は、海外を主戦場とする決意をして、2013年12月にフィリピンでデビュー戦を戦った。

    彼らの目標は井岡弘樹の持つ国内最年少新記録となる18歳9か月10日を抜いて世界王座を獲得すること。

    「誰もやったことのないことをやりたい。」陸と海斗は、国内デビュー前に海外で戦い、まずはアジアタイトルの獲得を目指した。国内デビューを前にアジアタイトル獲得となれば前人未踏の偉業。“世界王座への最短の道”を突っ走る陸と海斗だが、思わぬ悲劇が彼らを襲う。
    2014年3月、所属先の大成ボクシングジムで練習中の海斗が突然倒れた。
    急遽、病院に搬送され、精密検査を受けたが、診断結果はまさかの急性骨髄性白血病。
    フィリピンでのプロ第2戦を前に、海斗は病魔との闘いを余儀なくされた。

    陸はデビュー戦こそつまずいたものの、異国の地で6戦を経て着実に力をつけていった。
    16歳とは思えない強さを海外のリングでも見せつけると、大きなチャンスをものにする。
    目標としていたWBAアジアミニマム級王座決定戦への出場だ。(14.12月タイトル戦)
    一方の海斗も治療を順調に進めていたが、8月に白血病が再発。
    それでも「再び陸と同じリングにたつ」という海斗は骨髄移植を決意したのだった。
  • 出演者

    【加納 陸】
    1997年11月16日生まれの16歳。兵庫県川西市生まれ。小学校4年からボクシングを始め、2012年にU-15全国大会47.5kg級で優勝。159cmの左ボクサーファイター。

    【服部海斗】
    1997年7月10日の16歳。大阪市西成生まれ。小学校4年からボクシングを始め6年時にU-15全国大会35kg級で優勝。155cmの左ボクサーファイター。
  • 動画

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