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みんな、『ハチミツ』は好きかな? 美味しくて体にもいい『ハチミツ』、春から夏のおわりまで、ミツバチががんばって集めたものなんだ。
今回は、ミツバチが生みだす『ハチミツ』のフシギなパワーに迫るぞ!
-Qっとくんが理解したこと- |
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(1) |
花のミツを集める『働きバチ』は、実はすべてメスなのだ。ミツバチの集団は、1匹の『女王バチ』と約2,000匹の『オスバチ』、そして30,000匹近い『働きバチ』からなる。『オスバチ』は、ミツを集めることはないのだ。 |
(2) |
たとえば『レンゲのハチミツ』などというように、1種類の花のミツが取り出せるのは、ミツバチが集団で行動するからなのだ。
最初においしそうなミツを見つけた働きバチは、尻をふる『ダンス』で他のハチに対して、ミツのありかを教えるのだ。 |
(3) |
ハチミツはたいへん腐りにくく、3,300年前のピラミッドから、食べられる状態のハチミツが見つかったこともあるというほどなのだ。
ハチミツが腐らないのは、『グルコン酸(さん)』という、殺菌力(さっきんりょく)のある物質が含まれているからなのだ。花のミツがハチによって運ばれる際に、ミツに含まれる『ショ糖(しょとう)』の一部が『グルコン酸』に変化しているのだ。
グルコン酸には、防腐(ぼうふ)効果だけでなく、ビフィズス菌(きん)を増やす働きや、むし歯の原因菌を減らす働きもある。 |
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-プラスあるふぁ- |
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女王蜂と働き蜂は、生まれた時点では同じものである。生まれたときから『ローヤルゼリー』を与え続けられたものだけが『女王蜂』になれるのだ。
不慮の事故などで女王蜂を失った集団は、すぐに幼虫の一部を『女王蜂候補』に選定し、『ロイヤルゼリー』を与え始めるのだ。 |
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