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みんなは、どれくらい『たまご』を食べてる?手軽で栄養満点の『たまご』だけど、知らないことも多いのでは?
今回は『たまご』の性質や、『たまご』を使った楽しい料理を教えちゃうぞ!
-Qっとくんが理解したこと- |
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(1) |
日本には人口と同じくらいのニワトリが、『たまご』を産むために飼われていて、日本人1人当たり年間300個以上の『たまご』を食べている。
ニワトリが『たまご』を産むために必要なホルモンは、光の刺激によって分泌される。だから、ニワトリは朝になると『たまご』を産むのだ。 |
(2) |
『たまご』についている白いヒモのようなものは『カラザ』といい、黄身がこわれないように、『たまご』の中心で安定させている、安全ベルトのようなものだ。
『カラザ』含まれている『シアル酸』という物質が、がんの治療に役立つかもしれないという研究もある。
また、白身には、防腐剤としても使われる『リゾチーム』という成分が含まれているので、『たまご』を冷蔵庫に入れておけば、2週間ほど保存できるのだ。 |
(3) |
『たまご』を65~70℃程度の湯に浸して20分ほど待てば、黄身だけが固まった『温泉たまご』ができる。
これは、黄身が65℃くらいから固まり始め、70℃で完全に固まるのに対して、白身は80℃まで温度を上げないと完全には固まらないからである。
ほかにも、『たまご』の白身を泡立てた『メレンゲ』を使った料理など、『たまご』を使ってさまざまな料理を楽しむことができるのだ。 |
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-プラスあるふぁ- |
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新しい卵と古い卵を分けるには、10%食塩水に入れてみればよい。新しい卵は沈み、古い卵は浮き上がるのだ。
これは、卵が古くなると、殻の気孔から水分が蒸発し、二酸化炭素の溜まった気室が大きくなり、その結果、卵の密度が小さくなるからである。
また、卵が腐ると硫黄(硫化水素)のにおいがするが、これは卵のタンパク質に硫黄が含まれているからである。腐敗によってタンパク質が分解されることで、硫化水素が生成、蒸発するのだ。 |
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