NO.173
   レッツ!たまごクッキング!!
 
 
 
  みんなは、どれくらい『たまご』を食べてる?手軽で栄養満点の『たまご』だけど、知らないことも多いのでは?
今回は『たまご』の性質や、『たまご』を使った楽しい料理を教えちゃうぞ!
Qっとくんが理解したこと
 
 
(1) 日本には人口と同じくらいのニワトリが、『たまご』を産むために飼われていて、日本人1人当たり年間300個以上の『たまご』を食べている。
ニワトリが『たまご』を産むために必要なホルモンは、光の刺激によって分泌される。だから、ニワトリは朝になると『たまご』を産むのだ。
(2) 『たまご』についている白いヒモのようなものは『カラザ』といい、黄身がこわれないように、『たまご』の中心で安定させている、安全ベルトのようなものだ。
『カラザ』含まれている『シアル酸』という物質が、がんの治療に役立つかもしれないという研究もある。
また、白身には、防腐剤としても使われる『リゾチーム』という成分が含まれているので、『たまご』を冷蔵庫に入れておけば、2週間ほど保存できるのだ。
(3) 『たまご』を65~70℃程度の湯に浸して20分ほど待てば、黄身だけが固まった『温泉たまご』ができる。
これは、黄身が65℃くらいから固まり始め、70℃で完全に固まるのに対して、白身は80℃まで温度を上げないと完全には固まらないからである。
ほかにも、『たまご』の白身を泡立てた『メレンゲ』を使った料理など、『たまご』を使ってさまざまな料理を楽しむことができるのだ。
 
  -プラスあるふぁ-  
 
新しい卵と古い卵を分けるには、10%食塩水に入れてみればよい。新しい卵は沈み、古い卵は浮き上がるのだ。
これは、卵が古くなると、殻の気孔から水分が蒸発し、二酸化炭素の溜まった気室が大きくなり、その結果、卵の密度が小さくなるからである。
また、卵が腐ると硫黄(硫化水素)のにおいがするが、これは卵のタンパク質に硫黄が含まれているからである。腐敗によってタンパク質が分解されることで、硫化水素が生成、蒸発するのだ。
 
 
   
 
 
   
   
  爲後彰宏(大阪中之島辻学園調理技術専門学校)
山崎(株式会社ヤマイチ)
 
   
   
 
 

9/6(土)

9:30~9:45
  テレビ和歌山(WTV) 9/13(土)
18:45~19:00
  びわ湖放送(BBC) 9/13(土)
18:45~19:00
  奈良テレビ(TVN) 9/13(土)
17:00~17:15
  福井テレビ(FTB) 9/15(月)
16:00~ 16:15
   
 
NO.174
   うさぎだ ピョン!
 
 
 
  『ウサギ』って、フワフワとしてかわいい!飼っている学校もあるよね。『ウサギ』のことをもっと知りたくない?
今回は『ウサギ』のいろんなことを解説するよ!
Qっとくんが理解したこと
 
 
(1) 『ウサギ』の特徴といえば、長い耳。
『ウサギ』は大きな耳のおかげで、敵が近づいてくる小さな音を聞き取ることができるのだ。
でも、大きな耳には、もう一つ役割がある。それは、『体温の調節』。『ウサギ』はほとんど汗をかかないかわりに、耳を使って熱を逃がしているのだ。
耳には血管が網の目のように張りめぐらされていて、外気で血液を冷やしているのだ。
(2) 『ウサギ』の体は、敵から逃げて生き残れるように進化してきた。
『ウサギ』の視野は広く、ほとんど真後ろまで見ることができるのだ。
また、『ウサギ』の後ろあしは、大きな力でジャンプできるように筋肉が発達している。
一方、前あしは小さいわりに力強く、数メートルもの巣穴を掘る力があるのだ。
こうした能力に加え、常に鼻を動かして周りのにおいを探るなどの習性によって、敵から逃れることができるのである。
(3) 『ウサギ』は草食動物で、牧草を中心に、干した野菜や果物などを好んで食べる。以外にたくさんの水を飲むので、切らさないように注意が必要だ。
『ウサギ』は水で洗ってはいけない。そして、怖がりなので抱き方にも注意が必要だ。抱くときは、首筋をしっかり持ち、体にくっつけて、尻を支えるようにしよう。
 
  -プラスあるふぁ-  
 
ウサギが愛玩動物として飼われるようになったのは、20世紀以降のことだが、古来より多くの国で食用や毛皮用として飼われている。
家畜としてのウサギの利点は『繁殖力の強さ』であるが、それゆえに現在では飼い主に捨てられたウサギが野生化して繁殖し、畑を荒らす事態も発生するようになってきた。
ウサギに限ったことではないが、ペットは『最後まで飼う』ことが大切だ。
 
 
   
 
 
   
   
  高嶺一司(獣医師)
阿久根由香(ウサギ専門店ミックアンドラック)
財団法人大阪府公園協会服部緑地
 
   
   
 
 

9/13(土)

9:30~9:45
  テレビ和歌山(WTV) 9/20(土)
18:45~19:00
  びわ湖放送(BBC) 9/20(土)
18:45~19:00
  奈良テレビ(TVN) 9/20(土)
17:00~17:15
  福井テレビ(FTB) 9/22(月)
16:00~ 16:15
   
 
NO.175
   チャレンジ 一輪車
 
 
 
  『一輪車』に乗るのって、むずかしそうだよね!いったい、どうやってバランスをとっているのだろう?
今回は『一輪車』について解説するから、番組を観て、キミも『一輪車』にチャレンジしよう!
Qっとくんが理解したこと
 
 
(1) 『一輪車』のサドルは、『へその高さ』に調整するのがよい。サドルが高すぎると、ペダルが一番下にきたときに足が届かなくなる。
逆に、サドルが低すぎると、常にひざが曲がった状態になるので、バランスを取りにくくなってしまうのだ。
(2) 1本の長い棒を手のひらに立てて、倒さないようにバランスを取ってみよう。棒が倒れそうな方向に手を持っていくはずだ。
『一輪車』もこれと同じで、倒れそうな方向にタイヤを持っていくことで、バランスを取っているのだ。タイヤが動いても頭の位置が動かないのが理想なのだ。
(3) 『一輪車』に乗るときは、まずサドルをしっかり股にはさんで固定しなくてはいけない。
そして、利き足をペダルに乗せるのだが、そのペダルは車輪の半分より下にくるように調節しよう。そうしないと、足を乗せたときに『一輪車』が逃げてしまうのだ。
『一輪車』にはハンドルがないが、重心を動かすことで曲がることができる。曲がりたいほうの手を前に出すと、重心が自然に移動して、曲がれるのだ。
 
  -プラスあるふぁ-  
 
一輪車は、平成4年度より文部省(現:文部科学省)小学校指導書の、「基本の運動」領域「用具を操作する運動」に例としてあげられるようになり、現在では全国の90%以上の小学校が保有するようになった。
「曲芸用の乗り物で、難しく危険である」というイメージが残っているが、実際には、ある程度練習すれば体力の劣る人でも楽しめ、たとえ乗り損ねても転倒によって負傷する危険性が少ない乗り物なのだ。
 
 
   
 
 
   
   
  三木田道之(池田一輪車ファミリークラブ)
池田市立秦野小学校
 
   
   
 
 

9/20(土)

9:30~9:45
  テレビ和歌山(WTV) 9/27(土)
18:45~19:00
  びわ湖放送(BBC) 9/27(土)
18:45~19:00
  奈良テレビ(TVN) 9/27(土)
17:00~17:15
  福井テレビ(FTB) 9/29(月)
16:00~ 16:15
   
製作・著作