|
好きな歌を歌えば、気分爽快! でも、思い通り歌えなくて悩んでいる人もいるよね。
今回は、正しい発声をマスターする方法を紹介するよ!
-Qっとくんが理解したこと- |
|
|
(1) |
人間は、のどにある『声帯』をふるわせて声を出している。そして、その『声帯』を引き伸ばす働きをしている『輪状甲状筋(りんじょうこうじょうきん)』という筋肉を使って、声の高さを調節しているのだ。
楽器のギターでいえば、『声帯』は『弦』、『輪状甲状筋』は『糸巻き』にあたる。だから、『輪状甲状筋』の働きをうまくコントロールできれば、正確な音程で歌うことができるのだ。 |
(2) |
『裏声』とは、『輪状甲状筋』を強く引き伸ばした状態で出す声で、ふだんの発声とは異なり、空気が漏れるような感じの声となる。
この『裏声』を強く出すとき、『輪状甲状筋』が最もよく働くのだ。『裏声』のトレーニングには、犬の遠吠えを真似するのが効果的である。一方、『表声』のトレーニングには、羊の鳴きまねが適している。
『表声』と『裏声』の行き来を繰り返し練習して、声の変わるところが滑らかにできるようにしよう。 |
(3) |
発声を繰り返し練習することで、脳が音程などを覚えてしまうので、どんな歌でもちゃんと歌えるようになるのだ。
また、歌唱法を覚えるのに年齢はほとんど関係ないという。
基本的な発声方法を習得した後、実際に手足でリズムを取りながら歌う練習をすれば、数時間で上達するのも可能なのだ。 |
|
|
 |
|
■弓場メソッドへのお問い合わせは下記URLへ
http://www.good-voice.com
|
|
 |
|
-プラスあるふぁ- |
|
|
 |
小学生のときは、声の男女差は少ないが、小学校高学年~中学生くらいになると、男子の場合、激しい声変わりをすることが多い。これは、体の成長にともなって、のどの骨格も大きくなり、声帯の長さが変化するために起きる。
この『変声期』には、声帯の急な成長に対して声帯筋の発達がついていかないため、声がうまくでなかったり、かすれたりすることがある。脳の記憶と体の構造が一致せず、音程が不安定になるのだ。 |
|
|
|
|
|