2000年11月放映分

NO.031
虹色のライトマジック
一口に照明といっても明るさを求める蛍光灯から安らぎを求める白熱灯まで様々。また最近では色が心理的に与える影響の研究も進み、店鋪などの設計にもその効果 は活かされているが、照明においての「色」は限界があった。その課題である「色変化する光」が誕生した。それを可能にしたのは発光ダイオード(LED)を照明として初めて活用した事にある。LEDはその半永久的な寿命から電車の案内版や最近では信号機などに利用されている。課題であった青色のLEDが開発され、照度もアップし、様々な技術革新によりLED照明が誕生した。マイクロプロセッサーでデジタル信号で簡単にコントロールできるので1670万種の色変化を瞬時に表現できる。まさに「光の絵の具箱」。次世代照明LED照明を紹介。
出演者 ローム株式会社 光デバイス研究開発部 斎 寛展
商品提供
(株)エーエルエス
放送局・放送日時

11/5(日)

9:00~9:15
テレビ和歌山(WTV)
11/18(土)
18:45~19:00
びわ湖放送(BBC)
11/18(土)
18:45~19:00
奈良テレビ(TVN)
11/18(土)
17:00~17:15
福井テレビ(FTB)
11/20(月)
16:00~16:15

NO.032
注目! 速く乾くマニキュア
おしゃれの定番として定着したマニキュア。しかし、ネイルアートを楽しみたくてもマニキュアが乾くまでの待ち時間は女性にとって悩みの種。そんな悩みを解消する画期的な商品、指を水に45秒つけるだけで乾くというマニキュアが登場した。 マニキュアとは、皮膜成分を溶剤に溶かしたものであり、塗った後で溶剤が揮発することで膜が固まるものである。空気中で乾かす従来のマニキュアの場合、早く乾かそうとすると、はけ塗りの最中に乾いてしまい、むらができてしまうという問題があった。しかし、今回資生堂が開発したマニキュアは、溶剤が水に溶けることによって水に溶けない皮膜成分だけが残って固まるというものである。この場合、空気中では速く乾く必要がないため、塗っている間に乾いてしまう心配はない。また、被膜そのものは従来のものと同じなので、これまで通 り除光液を用いて除去することができる。そんな世界初の水溶性溶剤を使ったマニキュアの特徴を紹介する。
出演者
(株)資生堂 メーキャップ製品開発研究所 副主事 金子勝之
今回の協力先
(株)資生堂
http://www.shiseido.co.jp/
クリスタル長堀ネイルズユニーク
シュウウエムラネイルズ
放送局・放送日時

11/12(日)

9:00~9:15
テレビ和歌山(WTV)
11/25(土)
18:45~19:00
びわ湖放送(BBC)
11/25(土)
18:45~19:00
奈良テレビ(TVN)
11/25(土)
17:00~17:15
福井テレビ(FTB)
11/27(月)
16:00~16:15

NO.033
恐い! おいしい! フグの味
鍋料理がおいしい季節になってきた。なかでも特に美味なのが「てっちり」。日本人には馴染み深い「ふぐ」だが、その種類は世界で約100種類、日本近海だけでも約40種類にのぼるという。 しかし、「ふぐ」には「テトロドトキシン」という猛毒が含まれており、昔から恐れられてもいた。この毒の致死量 は2mgであり、これは青酸カリの1/500(毒性は500倍)である。貝やヒトデなどにも同じ毒を持つものがあり、さらに深海の微生物にも「テトロドトキシン」の存在が認められた。このことから、「食物連鎖」によって「ふぐ」が猛毒を持つようになる、という説が現在では有力である。しかしながら、同様に貝や微生物を食べる他の魚には毒が蓄積されないなど、謎も残ったままである。 さて、石川県美川町には「ふぐの卵巣のぬか漬け」という珍しい食べ物がある。卵巣は本来多くの毒を含んでおり、食べられないはずである。しかし、塩漬けで半年寝かせた後、ぬ か漬けで2年間寝かせることで無毒化されるという。これは、毒素が酵母や乳酸菌などの発酵微生物によって分解されてしまうためであると考えられている。先人の知恵の賜物である、この不思議な食べ物についても紹介していく。
出演者
大阪府立公衆衛生研究所 主任研究員 濱野米一
ふぐ料理 法善寺「浅草」 辻武志
ぬか漬け 石川県任孫商店 任田吉平
今回の協力先
越前松島水族館
大阪府立公衆衛生研究所
ふぐ料理 法善寺「浅草」
ぬか漬け 石川県任孫商店
放送局・放送日時

11/19(日)

9:00~9:15
テレビ和歌山(WTV)
12/2(土)
18:45~19:00
びわ湖放送(BBC)
12/2(土)
18:45~19:00
奈良テレビ(TVN)
12/2(土)
17:00~17:15
福井テレビ(FTB)
12/4(月)
16:00~16:15

NO.034
迫力! 恐竜たちの世界へGO!
コンピュータの進歩によりCG映像はこれまで撮影不可能なものを可能にし続けてきた。そして、いま、かつて見たことのない太古の世界、恐竜たちの姿がCGによってついに再現された。 この「ダイナソー」という映画では、実写の背景中をCGで創られた恐竜たちが動き回る。この組み合わせにあたって、「ダイノカム」というコンピュータ化されたカメラをケーブル操作で移動させることで恐竜の目線を映像化することに成功している。また、重さ何トンもの重量 感を出すために、骨組の上に筋肉を張り付けた後、皮膚をのせるという手法を使った。音声については、きわめて原始的な方法で録音しているにもかかわらず、それをコンピュータで変化させることで臨場感あふれるものにしている。 実物をだれも見たことのない恐竜だが、発掘された化石などから骨格についてはほぼ正確に再現可能である。しかしながら、色や声については想像で表現するしかない。著名な恐竜模型作家に実際どのように復元するのか等、よりリアルに恐竜世界を表現していく現場を取材しながら「ダイナソー」の見どころを紹介する。
出演者 恐竜造形家 荒木一成
今回の協力先
ブエナビスタインターナショナルジャパン
[ダイナソーのホームページ]
http://www.disney.co.jp/movies
[荒木一成のホームページ]
http://village.infoweb.ne.jp/~dinodino/
放送局・放送日時

11/26(日)

9:00~9:15
テレビ和歌山(WTV)
12/9(土)
18:45~19:00
びわ湖放送(BBC)
12/9(土)
18:45~19:00
奈良テレビ(TVN)
12/9(土)
17:00~17:15
福井テレビ(FTB)
12/11(月)
16:00~16:15

製作・著作