社員インタビュー
内容
編成局編成部に配属
番組が安全に放送されるためのデータ作成や管理等、放送運行に関わる業務を担当
「ナマ虎スタジアム」などのスポーツ番組、「片っ端から喫茶店」、「ねじの世界」などのバラエティ番組を中心に担当
「やさしいニュース」や「関西リーダー列伝」など報道番組を中心に担当
編成の番組担当として、報道番組(「やさしいニュース」「関西リーダー列伝」「ドキュメンタリー7」)、スポーツ番組(「ナマ虎スタジアム」、スポーツドキュメンタリー)、「片っ端から喫茶店」などを担当しています。各番組の視聴率を分析したり、野球などを生中継する際にサブで立ち会ったり、地震など有事の際にマスターでL字などの指示を出したりしています。その他、ギャラクシー賞など各賞への出品や字幕付与に関する業務も行っています。
「ナマ虎スタジアム」の生中継に向けて、放送要領やキューシートなど複雑な資料を作成するのですが、放送事故に直結するため責任を感じます。また、地震や津波など緊急時も編成が放送中にL字送出やカットインの指示を行うのでプレッシャーを感じます。予測できないタイミングで対応することが多いので、普段、資料を読み込んでおき、そのときが来たら「やるしかない」と思って対応しています。ミスは少なからず起きることだと思うので、次回に繋げるためには、どう動けばよかったのか、必ず振り返るようにしています。
報道担当として半期に1度、「やさしいニュース」の視聴率分析を行っているのですが、毎日、放送があるため、膨大な量のデータを分析し、資料を作成するのは毎回かなり苦戦しています。分析内容を報道に報告した際に、知らなかった情報を提供することができたときや、提案した施策を「やさしいニュース」に取り入れていただいたときは達成感を感じました。
地元が関西であること、TX系列の番組が好きだったことが大きいと思います。兵庫県で生まれ育ったので、関西人の雰囲気が好きで関西人と働きたいと思い、大学は東京でしたが戻ってきました。
また、TX系列の番組は「家、ついていってイイですか?」や「YOUは何しに日本へ?」など、一般の人に焦点を当てた番組を作るところが好きです。そんな考え方が残る、TX系列で働いてみたいと思い、入社を決意しました。
テレビ局は番組を作る人が大半を占めているかと思っていたのですが、実際は番組を作るような制作、報道、スポーツは半数くらいで、その他の編成、営業、営業推進、事業、コンプライアンスなど、複数の部署が番組を支えていることに驚きました。
編成でいうと、華やかさはなく細かい業務も多いのですが、地上波で番組を放送するためには必要不可欠な仕事ばかりです。地上波で番組が消費されるのは一瞬ではありますが、番組が世に出るまでは、本当に沢山の労力がかかっていることを実感しています。
ネット接続のテレビやコンテンツの個人消費が拡大しているなか、編成の仕事としてはTVerやYouTube配信の重要性が高まり、その業務量も増えてきているように感じます。ドラマ1つを取っても競合は日本のテレビ局が作るドラマではなく、NetflixやAmazonなどの国際プラットフォームです。世界のありとあらゆるコンテンツよりも、テレビ大阪が作るコンテンツを選んでもらえるように編成としてはデータ分析など番組制作以外の部分で尽力しています。
視聴率は下降傾向で地上波の番組が見られなくなってきていますが、放送の仕事に関わるなかで、やはりテレビ局制作の番組は配信のみのコンテンツと比較して、多くの人が目を通して放送している分、情報の信憑性が高く、万人が楽しめるようになっていると思います。その中でもニュースやスポーツ中継など生放送はテレビ局が生き残る1つの術だと思います。ニュースなど報道番組は人の営みをそのまま伝える性質があるため、多様性のある社会にも貢献できると思います。テレビ大阪では現在、「やさしいニュース」を放送していますが、今後もその時代に合わせて、進化していく必要があると思います。
入社時は番組を制作したいと強く思っていたのですが、編成として番組作りを支える仕事を担ったことで、営業や事業など様々な仕事を経験して、テレビ局員として柔軟な考え方を身につけたいと思っています。そのためには、まず番組を作る経験も積む必要があると思っています。入社時の目標でもある、大阪発のコンテンツを海外に展開することは今も変わらない目標です!
海外の視聴者にも楽しんでもらえる番組を作ってみたいです。国内の人口減少も影響し、国内市場だけを見据えているとテレビ業界は縮小していくと思っています。国内外の視聴者に見てもらえるテレビ大阪らしいコンテンツを生み出していきたいです。
英語の勉強を再スタートしました。オンラインで好きな時間に予約して英会話しています。世界中の人と会話するのが楽しく、英語の勉強というよりも色んな人と会話することが楽しくて続けられています。
就職活動中は自信を失ったり、このままで良いのか不安に感じることも多々あると思います。一生懸命頑張れば、たとえ第一志望の企業に入社できなかったとしても、結果的には自分に合った企業に入社できるようになっていると思います。就職活動は自分探しの側面もあると思うので、楽しみながら臨んでみてください。私は地方局も受けていたので、その土地のグルメを楽しみに受けていました…。笑