社長メッセージ
私たちは、小柄なテレビ局です。
キー局や在阪他局と比べると規模は大きくありません。
でも、その「小ささ」は、弱点ではありません。
それこそが私たちの個性であり、強みでもあります。
「小ささ」とは、決して弱さの象徴ではありません。
むしろ、私たちはその「小ささ」を生かして、他局が手を伸ばさない分野に挑戦してきました。
必要なのは規模ではなく、挑む心です。
「挑むテレビ局」であることを、私たちは誇りにしています。
テレビを取り巻く風景は、いま大きく動いています。
もしかしたら「テレビはもう終わっている」──なんて声もあなたの耳に届いているかもしれません。
しかし、私たちにとって、今こそが最大の「挑む」場面です。
2024年、新しい社屋が完成しました。
新しい場所から見えた景色。
それは、ゴールではなく、スタートでした。
そして、今。
私たちは、新しい景色をもっと遠くまで探しに行こうとしています。
1階に設けたホールは、番組収録やイベント開催を通じて地域を活気づけています。
放送だけでなく、"大阪・関西のにぎわい" をつくる場となりました。
社内では部局を超えたコミュニケーションが活発になり、
これまで以上に、自由に意見を交換しやすい環境が生まれています。
この新しい環境の中で、私たちは社内外のLink(つながり)を生かしていきます。
ここからは「その土台をどう広げるか」が私たちの次なる挑戦です。
私たちが見据える未来は、「テレビ」という枠を超えた役割です。
ただ番組を作るだけの存在ではありません。
"気づき" "役立ち" "おもしろさ"──そんな価値を皆さんの日常に届けたいのです。
ただ目の前の放送をつくるだけではなく、生活を、社会を、経済を豊かにする仕掛けを。
でも、正直に言えば、私たちは完璧ではありません。
未完成です。
未完成だからこそ、ぶつかっていける。
未完成だからこそ、新しい未来に手を伸ばせていける。
その未完成の余白を、あなたの力で塗り替えてほしいのです。
最後に、1つ質問をさせてください。
「1年後、あなたはどんな自分になっていたいですか?」
変化の真っ只中にいるこの時代、自分を見つめる時間を忘れていませんか?
この変化の中で「挑む心」を持つあなたを、テレビ大阪は必要としています。
未完成で新しい景色を作り始めた私たちと共に、次の一歩を踏み出してみませんか?
小さな会社だからこそ生み出せる大きな価値を、一緒に追い求めていきましょう。
次は、あなたが挑む番です。
代表取締役社長 品田 卓