それでも俺は、妻としたい
- イントロダクション -
「セックスしたい」ダメ夫 VS 「するかバカ」鬼嫁
風間俊介 × MEGUMI W主演
とことん呆れて、笑って泣ける…究極の夫婦愛を描いた物語
柳田豪太、42歳。売れない脚本家で収入もなく、浮気するような勇気もなければ風俗に行くような金もない。性欲を処理するためには妻とするしかないのだが、妻のチカにお願いすることが空よりも高いハードルとなっている。
日中働いているチカの代わりに不登校気味の息子・太郎の面倒を見ているがそれもチカには「当たり前だろうが」と一蹴されてしまう。豪太はあの手この手を使ってセックスしようと奮闘するが、チカはそんな豪太をとことん罵倒する。
「したい」夫と「したくない」妻、夜の営みをめぐる攻防戦の結末やいかに…。
- キャスト & スタッフ -
1983年6⽉17⽇⽣まれ。東京都出⾝。
1998年にドラマ初出演を果たし、翌年には「3年B組⾦⼋先⽣」(TBS)で第3回⽇刊スポーツ・ドラマグランプリ 最優秀新⼈賞を受賞。さらに2011年には「それでも、⽣きてゆく」(フジテレビ)で第66回⽇本放送映画藝術⼤賞 優秀助演男優賞、第70回ザテレビジョン ドラマアカデミー賞 助演男優賞を受賞。
俳優としての活動に加えて近年は、朝の情報番組「ZIP!」(⽇本テレビ)の⽉曜パーソナリティや、ハートネットTV「フクチッチ」(NHK E テレ)の司会や、パラリンピック番組解説(NHK)を務めるなど、これまでとは違ったフィールドでも頭⾓を現している。
近年の主な出演作に舞台「モンスター」、映画「先⽣の⽩い嘘」、ドラマ「初恋、ざらり」(テレ東)、「silent」(フジテレビ)など。
「百円の恋」や「喜劇 愛妻物語」など、⾜⽴紳さんの作品は⼈間の持つリアリティーと底⼒が表現されていて⼤好きでしたので、参加できる事がとても嬉しかったです!
台本を読んでみて、夫婦の会話が⽣々しく、笑えて最⾼だなぁという感想と同時に、彼らがお互いと向き合い続け、関係性が変化し成⻑するプロセスに泣けました。
チカは⾃分の⼈⽣に後悔とコンプレックスを持っている⼈。とある事をキッカケにソレを⼿放して変化していく。そんな成⻑に共感しましたし、泣けました。⼤好きな⼥性でした。撮影中、⾵間俊介君には本当に⽀えて頂きました。素晴らしい才能と、底知れぬパワーがある素晴らしい俳優さんです。
このドラマは夫婦の再起の物語です。兎に⾓夫婦の会話が⾯⽩いので、笑って観て頂きつつも、必死に⾃分達の夫婦の形を⾒つけようとする2⼈の姿が素晴らしいです。是⾮ご覧ください!
1981年9⽉25⽇⽣まれ。岡⼭県出⾝。
2001年デビュー。持ち前のキャラクターを活かしテレビや雑誌などで活躍。その後、映画やドラマ、舞台への出演など活躍の場を広げているほか、 プロデューサーとしての作品としてドラマ「くすぶり⼥とすん⽌め⼥」「完全に詰んだイチ⼦はもうカリスマになるしかないの」(テレ東)、映画「零落」、ショートムービー「LAYES」などがある。
さらに⽯川県⾦沢で「Cafe たもん」を経営、「キレイはこれでつくれます」(ダイヤモンド社)などの美容本の出版、など活動は多岐にわたる。第62回ブルーリボン賞助演⼥優賞受賞(2020年)。
近年の主な出演作に「ビリオン×スクール」(フジテレビ)、「東京タワー」(テレビ朝⽇)、「おいハンサム!!2」(東海テレビ・フジテレビ)、「インフォーマ-闇を⽣きる獣たち-」(ABEMA)など。
これは妻としたい夫と、夫としたくない妻の話です。夫は仕事もうまくいかず発達障がいの息⼦ともうまく付き合えず、他⼈の成功には嫉妬し⼝を開けば⾔い訳と⽂句と愚痴ばかりです。つまり限りなく僕に近い⼈間です。そんな夫を演じてくださった⾵間俊介さんには感謝しかありません。ありがとうございました。そしてそんな夫と結婚してしまい、別れる踏ん切りもつかず夫を⼝汚く罵倒する⾔葉ばかり研ぎ澄まされてしまった妻、限りなく僕の妻に近い妻を演じてくださったMEGUMIさんにも感謝しかありません。ありがとうございました。
撮影中はお⼆⼈の姿を⾒ながら、こんな夫婦を演じていただいていいのだろうか……?この夫婦はドラマにする価値があるのだろうか……?と背中に冷や汗をかき逃げ出したくなることもありましたが、お⼆⼈が必死にこの夫婦に愛らしさ、逞しさ、セコさ、⾒苦しさなどなど⾔い尽くせないほどの⼈間味を与えてくださり、僕はものすごく勇気づけられました。こんな夫婦でもしょうがねえなと許してもらえる世の中になればいいなと励まされました。視聴者の皆様がこのドラマをご覧になったとき、どうか不快にならず、僕同様に励まされ勇気づけられることを切に願っております。
⿃取県出⾝。⽇本映画学校卒業後、相⽶慎⼆監督に師事。『百円の恋』(14)で第39回⽇本アカデミー賞最優秀脚本賞、第17回菊島隆三賞受賞。監督作の『喜劇 愛妻物語』(20)で東京国際映画祭コンペティション部⾨最優秀脚本賞、第42回ヨコハマ映画祭脚本賞を受賞。NHK ドラマ『佐知とマユ』で第4回市川森⼀脚本賞受賞。2023 年監督作「雑⿂どもよ、⼤志を抱け︕」がTAⅯA映画賞最優秀作品賞、⾼崎映画祭最優秀監督賞を受賞した。
その他の映画作品に「アンダードッグ」「嘘⼋百」など多数。テレビドラマに「拾われた男」(NHK ディズニー+)、NHK連続テレビ⼩説「ブギウギ」など。⼩説に「春よ来い、マジで来い」(キネマ旬報社)「したいとか、したくないとかの話じゃない」(双葉社)など。
同棲から始まった結婚。あの頃はチカと毎晩抱き合っていた――。
40歳を迎えたのにいまだに売れない脚本家の俺。家事や息⼦の保育園への送り迎えをこなしているのに、働きに出ている妻にゴミ扱いされ、セックスは「ヤダ」の⼀⾔で拒否される始末。だが俺はチカの巨乳に触れたいのだ。いじましい欲望。ちっぽけなプライド。そして、愛。男と⼥を笑いの渦に叩き込んだ傑作夫婦⼩説(ほぼ実録)。
- 番組概要 -
- 番組名
- 真夜中ドラマ「それでも俺は、妻としたい」
- 放送日時
- 2025年1月11日(土)スタート
- 【テレビ大阪】 毎週土曜 深夜24:55~1:25
- 【BSテレ東(BS⑦ch)/ BSテレ東4K(4K⑦ch)】 毎週土曜 深夜 24:00~24:30
- 配信
- ・Leminoにて1週間独占先行配信(2025年1月4日(土)配信開始)
・広告付き無料配信サービス「TVer」にて見逃し配信
- 出演
- 風間俊介 MEGUMI 他
- 原作
- 足立紳『それでも俺は、妻としたい』(新潮文庫刊)
- 脚本・監督
- 足立紳
- プロデュース
- 佐藤現 岡本宏毅
- プロデューサー
- 山本博紀 久保和明 寺田ひなた
- 話数
- 30分×12話
- 制作協力
- レオーネ
- 制作
- テレビ大阪 / 東映ビデオ
- 製作著作
- 「それでも俺は、妻としたい」製作委員会
昔から、物語に出てくる人はヒーローではなく、どこか弱さや情けなさがあるキャラクターが好きでした。格好良さではなく、格好悪さがキャラクターの魅力を引き出し、輝かせると思っています。
今回演じさせてもらった豪太は、弱さや情けなさの究極系です。ここまで見せて良いの?と思うほど剥き出しです。時に観てくださる方々から「ちゃんとしろ!」とお叱りを受けるかもしれません。でも、ここまで剥き出しなキャラクターを放っておけなくなって下さったら、嬉しいです。
現場でそんな豪太を放っておかず見守ってくれたMEGUMIさん、監督、スタッフのみんなと作り上げた作品、皆さんも見守ってくれたら、嬉しいです。