2024年9月28日(土)ひる12時57分放送

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300年の伝統を次世代へ!コロナ禍、少子化による断絶の危機を乗り越えて団結!祭禮三原則「自主運営」「自主規制」「自主警備」を守ってだんじり祭は町民自らの手でやる今年も岸和田祭の季節がやって来た!

出演者 加守哲朗テレビ大阪アナウンサー

だんじりのエンジン!青年団

総勢約60名。
4トンのだんじりを曳く青年団は、
祭の1か月前から毎晩走り込んで本番に備える。
酷暑が続いた夏の夜
「行け!行ったれ!」響く綱長の檄に、
汗だくになりながら応える曳き手の面々

やりまわしを華麗に決める南町の技“おらえる”

全速力で走るだんじりを
四つ角で直角に曲げる「やりまわし」。
それを支えているのが、綱元の経験豊富な
精鋭6人だけに認められた“おらえる”。
だんじりがコーナーに差しかった瞬間、
屋根に乗った大工方の合図で前梃子、後梃子と
タイミングを合わせて身体をピンと伸ばして
向きを変える綱元の荒技。
この技で、だんじりをスムーズに方向転換しているのだ。

だんじりを支える駒職人親子

4トンのだんじり本体を支える車輪の“駒”
期間中は毎日新しいモノに交換する消耗品だ。
父から引き継いで駒を削る重駒の二代目桶野誠さん。
父もかつて大工方で舞っていた。
だんじりどっぷりの職人親子の技に迫る。