村長さんに聞いてみた!ウチの村は日本一
この番組は...
全国にある町と村の数は932(*)。
そんな小さな規模の自治体には、東京や大阪を凌ぐ日本一の凄いところが数多く存在する。
番組では、そんな村や町を訪ねて人々の生活やユニークな取り組みを調査。
知られざる村や町の魅力を首長さんや住民に直撃して浮き彫りにしていく。
*出典:総務省統計局「政府統計の総合窓口」(2024年2月19日現在)
好評シリーズ第7弾!
- TXN6局ネット
- テレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知・テレビせとうち・テレビ北海道・TVQ九州放送
■ 出演者 ■

草野 仁

岡田圭右 (ますだおかだ)

王林

“常春の島”新島と式根島からなる村に自慢の食べ物はあった

リポーター
比嘉バーバラ
「ニオイは牧場、味は極上」というその食べ物の正体は、アオムロアジを加工した新島が誇る発酵食品〇〇〇。実際に加工現場を訪ねたら、凄まじい臭気を放つ300年物の秘蔵のタレが…。焼いて試食すると旨味がしみ込んだクセになる芳醇な味だった。
また、島の海岸に聳え立つパルテノン神殿のような建物。じつは海水浴客にも24時間開放されている温泉で夜には満天の星空を見ながら入浴できるのだ。さらに、建物の建材に使われている特産品のコーガ石はイタリアのリパリ島と新島でしか採掘されていないといわれる希少な鉱物。このコーガ石を原料にした新島名産の工芸品が誕生していた。

旭川空港から車で90分、目の前に広がるのは200万本のひまわりが咲き誇る東京ドーム約5個分のひまわり畑。そこでは世界中の珍しいひまわりも栽培されていた。じつはこの世界のひまわり、育てているのは地元の中学生。夏のひまわり祭の時期には、中学生のひまわり博士たちがガイドしてくれるのだ。
北竜町の道の駅を覗いてみると、ひまわりすいか、ひまわりメロン、ひまわり油ドレッシングにひまわりクッキー、さらにゆるキャラのひまわり咲ちゃんの靴下まで棚に並ぶなどまさにひまわり一色だった。 北竜町がひまわりの町になったのは、ひまわり愛に溢れた仕掛け人の存在があった。

温暖な黒潮の影響が色濃く、イルカの群れと出会うこともある亜熱帯の楽園。ここには世界最大級の千年サンゴも生息している。
町の沖合3.7キロに浮かぶ出羽島では、自動車は1台もなく主な運搬手段はクルマと呼ばれる台車。
島には民宿が三軒あるものの商店は一軒もなく小中学校もない。7年前に重要伝統的建造物群保存地区に指定された「ミセづくり」という家屋が残る懐かしい昔の日本の佇まい。島には古き良き昭和30年代を思わせる近所づきあいも残っている。近年、この島の魅力に惹かれた移住者が増え、従来からの島民とうまく溶け込んで島に活気をもたらしているという。