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番組出演者から「経済発見」とは?これまでの放送
これまでの放送

2004年9月12日(日)放送

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【女性リーダー語録】











~女性ゆえに苦労したこと~
『若い時は信用に欠け年齢の高い女性は煙たがられる』…木下さんは、年下の男性の方が無条件で重宝がられたり、「まだ結婚退職しないの?」と言われたりした経験があるという。女性が社会でなかなか認めてもらえない時代だったと振り返る。
『男性管理職に負けないように努力』…と答えたのは国枝さん。
ホテル勤務の頃、男性率いるグループに遅れを取らないよう、積極的に企画を提案していた。それぐらいの思いで仕事に取り組む必要があったという。
『ありません!』…松田さんの周りも男性管理職ばかり。ただ、百貨店の客層は女性中心であることや担当した仕事が女性に関するものが多かったことから、得したことのほうが多かったのでは…と話している。

~出産・育児と仕事の両立~
『全てが大変!』…仕事と子育ての両立に奮闘する力石さん。退社した後も電話やメールを使って、仕事のフォローをする。好きな仕事をし、好きな子育てをすることが貴重な自分の時間だと考えている。
『サービスに心がけた』…国枝さんは、ホテル時代、勤務の時間帯が不規則で、子供と十分に向き合う時間がつくれなかった。その分、限られた時間でキャッチボールをしたり料理を作ったりと"サービス"に心がけたそうだ。
『100%を目指さない』…寺田社長も子育てと仕事の両立に励んだ経験がある。両方100%を目指すのではなく、「授業参観には必ず行く」、「お弁当を作る」など最低限のルールを決めて守るようにしていた。自宅でも仕事をする姿を見ることで、子供たちは「もっと仕事をしてもいいよ」と言ってくれるようになったそうだ。

~ここがよかった!私の決断~
『総合職&資格』…組橋さんは、総合職制度ができたとき、総合職を選択したことが今のキャリアにつながったと振り返る。宅地建物取引主任者の資格を取ったことも、現在、役に立つなど、自分のキャリアの可能性を広げるきっかけを重要な決断に挙げている。
『心を入れ替えた』…仕事と家庭のどちらも100%を目指すのは無理だと気付いた力石さん。完璧を目指すのではなく、マイペースで頑張ろう、そして、仕事面では、いろんな人の知恵を借りながら進めようと気持ちを切り替えたのがよかったと話す。
『結果はついてくる』…関西経済同友会で女性初の代表幹事を務めた寺田社長。就任に当たっての決断は、やはり大きな節目として深く印象に残っているようだ。不安はあったものの、周りに背中をおされて挑戦。振り返ると「やってよかった」と感じている。「頑張れば結果はついてくる」寺田社長は断言する。

~女性リーダーとして私が始めたこと~
『ひらめきを実行』…木下さんは、寝ているときでもイベント等のアイデアを思い付くという。そのひらめきを大切にしようとすぐ手帳にメモをするのが習慣だ。女性ならではの視点も盛り込み、意欲的にイベント企画等を進めている。
『女性役職会』…りそな銀行では、役職に就いた女性のために、先輩女性が食事会を開催している。少しでも不安を取り除いてあげ、横のつながりを大切にするのが組橋さんたちの狙い。こうした所から支店独自のサービスのアイデアなども生まれるのかもしれない。


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