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番組出演者から「経済発見」とは?これまでの放送
これまでの放送

2004年9月12日(日)放送

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【女性躍進のヒントは何か!?】






女性躍進のヒントは何か、女性の積極的な登用が進むP&Gの取り組みを取材した。
人材活用のキーワードはダイバーシティ(=多様性)の尊重だ。 性別や人種、知識や経験といった違いを受け入れ、互いを支え合おうというもの。 去年8月、従来の兼任に代え専任ポジションが設けられ、担当マネージャーに北尾真理子さんが着任した。
北尾さんは、「ダイバーシティは経営戦略の一部。多様な顧客ニーズに対応するためには、組織にも多様性が求められている。多様な背景をもつ人々が集まることで、革新的なアイデアを生み出すことができる」と話す。
社員からのヒアリング、定期的に実施されるトレーニング、部署ごとの活動、社長をはじめとする経営陣の積極的関与など取り組みは多岐にわたる。
P&Gの取り組みに対し、和田氏は「ただ、女性を活用しようというだけではなく、女性の中にも多様な人材がいることを踏まえた取り組み」と評価し、今後、同様の動きが広がることに期待を寄せた。

【起業を決断した女性リーダー】






働きながら子供を育てる中で、女性のニーズに気付き、会社を立ち上げた女性リーダーもいる。
育児・家事支援のマザーネットを創業した上田理恵子社長だ。
病気の子供を預かるなど他社が手がけないサービスこそ、本当に求められているものだという信念をもっている。
東京支社の設立に続き、長野県の諏訪商工会議所と共同で新しいサービスを始めるなど活動は確実に広がってきている。
かつて、上田社長から取材を受けたことがあるという寺田社長も「自分が困った経験をうまくビジネスに生かしている。子育てとの両立で大変だろうが、頑張って欲しい」とエールを送る。

【発見!仕事常識:働く女性100人に大調査】

 管理職のうち女性の割合は、8.9%と日本ではまだまだ少ないのが現状です。実際、働く女性たちは会社での出世を目指しているのでしょうか。
調査の結果、半数が「管理職になりたくない」ということでした。「人の責任まで負う自信がない…」という声が多数。出産や育児のことを考えると「自由な時間が制限されるのは辛い」という人も。
その一方で、「出産しても仕事を続けたい」という人が半数以上いました。「仕事上で不利だと感じることがある」と答えた人も約6割。女性が働きやすい環境は、まだまだ整っていないようです。
私は、結婚・出産してもバリバリ働き、キラキラ輝く良妻賢母を目指します。(宮崎 留実)

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