リジンが呼ぶ声で主人格に戻ったドヒョン。初めての感覚に希望を抱くが、ドヒョンはリジンの身の安全を考えて主治医の提案を撤回する。出発の日、家族たちに涙で見送られ留学先へと旅立ったリジン。ところが突然ドヒョンの自宅に現れて、アン室長に主治医を志願したことを告げる。ドヒョンは驚きながらも喜びをにじませる。
ドヒョンはギジュンに、オメガ作品の映画化権獲得を命じられる。ギジュンの挑発に、自身の秘密が知られないかとドヒョンは動揺する。一方、ドヒョンからの主治医のオファーを辞退し海外留学を決めたリジンは、別れの挨拶をするためドヒョンに電話をかける。しかし、電話に出たのは別人格で自殺願望のある高校生アン・ヨソプだった。
リジンの実家の地下室に閉じ込められたドヒョンとリジンは、お互い恋心に似た感情が高まり見つめ合う。冷静に自分の感情を確かめていたドヒョンに対し、雰囲気にのまれて我を失ったリジンは、勢い余ってドヒョンを押し倒してしまう。一方、ドヒョンの心境の変化に気づいたセギは、自宅の監視カメラに警告メッセージを残す。
ドヒョンを装ってリジンを呼び出したセギは、病院から強引にリジンを連れ出し猛スピードで車を走らせる。主人格の座をドヒョンから奪い取ろうと企むセギは、ドヒョンと自分のどちらかの人格を選べとリジンに迫る。セギは自分が選ばれるようにサプライズを用意するが、どれも見当違いなもてなしに、リジンは困り果ててしまう。
ドヒョンはリジンに、自分とセギを避けるように警告する。しかしドヒョンの症状を心配するリジンは、再度治療をするよう説得するが、ドヒョンはそれを受け入れず姿を消す。ドヒョンの意識の中でセギの姿を感じるようになり、さらに新たな少女の人格が現れたことを自覚するドヒョンは、今までにない現象と新たな人格の出現に混乱する。
