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2007年3月31日
 
 
ゼロ釣法で関東の激戦区を攻略
〜 栃木県・那珂川 〜



 渓流釣りを劇的に変えた『ゼロ釣法』の開発者・伊藤稔が、関東でも有数の激戦区として知られる、栃木県・那珂川のヤマメを攻略する。 
 『ゼロ釣法』とは、竿を極軟調子の物を使い、仕掛けを極限まで細く、小さくした物を使う釣り方のことをいう。例えば、水中糸は0.08号、ハリは1号など、限りなく『ゼロ』に近いものを使うことから、その名が付いた。その、『ゼロ』に近い状態の仕掛けを自然に流す事で、普通ではなかなか釣りにくいヤマメを釣ることが出来ると言う。つまり、河川の上流部に行かなくとも、民家や車道の近くを流れる、簡単に出やすいポイントでヤマメ釣りが楽しめるというわけだ。



 釣行日は、3月14日と15日の2日間。今シーズンは暖かい日が続き、釣況は良いはずだった。しかし、前の週に雪が降り、水温が一気に低下してしまっていた。ヤマメは、2度低下しただけで一気に活性が下がり、食わなくなってしまうにもかかわらず、雪が降って以来4度も落ち込んでいた。その上、強風で思うように仕掛けを振り込めない。



  普段なら平日でも釣り人の姿が見える那珂川だが、この日は伊藤の他に誰もいないほど、釣りをするには難しい条件だ。 しかし、そんな中でも、着実にヤマメのいるポイントを抑え、一尾、また一尾と釣果を重ねていく伊藤。 


  今改めて、注目を集めている『ゼロ釣法』の魅力に迫る!


● 出演者: 伊藤 稔(いとう みのる)

● タックル: 図をクリックすると拡大版が表示されます。

----- 伊藤 使用タックル -----
ロッド
コンテンダーゼロ / センシティブタイプ 00-70MV
目印
ブライト目印 / 編み込み4回 (3個)
水中糸
フロロカーボン 0.08号 3〜4m
天上糸
- ナイロン糸 0.2号 3〜4m / 移動式編み込みポリエステル50番 14回編み
- ポリエステル50番 2番を撚ってジョイントを作る
- ダブル8の字5回ヒネリ / チワワでジョイントに結ぶ
ハリ
渓流ゼロBL 1号
タックル図
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