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2008年3月29日
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岩井渓一郎 早春の渓流を行く
〜 徳島・海部川 〜
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徳島県の南を流れる清流、海部川。海部川は、日本で最もきれいな川の一つとして選ばれており、沢蟹やアユなど様々な生きものが豊富に生息している。
この地は水も豊富で、川沿いの道路の山側からは水が多く浸み出ている。
 豊富なのはアユや水だけではなく、アマゴも多く生息している。
アマゴと戯れようとやってきたのは“フライの神様”の異名をもつフライフィッシャーマン・岩井渓一郎。
入渓場所を決め、そこから釣り上がって行くことにした岩井。美しい曲線を描きキャストを繰り返す。すると1匹目はスタート地点から程近いポイントでヒット、釣れたのは本命のアマゴ。きれいに並んだパーマーク(黒い斑紋)に鮮やかな朱色の斑点が散りばめられた美しい魚体だ。食わせたフライは、カゲロウを模したメイフライ・パラシュート#16、視認性を重視して作られたフライだ。

約10年振りに手にした海部川のアマゴ。これで調子をつけて数を伸ばしたいところ、さらに川を遡りポイントを攻め続ける。
フライをソラックスダン#16に変えてヒットさせたアマゴは、最初の魚よりもキレイな魚体だ。「最近はサイズよりもキレイな魚を求めている」という岩井は、アベレージサイズながらも大満足の様子だ。その後も数を伸ばし、初日の釣りを終えた。

そして、2日目。この日は生憎の雨。前夜から降り続けているため、川への影響が心配だったが、川へ行ってみると問題なく釣りができそうだ。
実釣開始。雨の中、少しながら虫が飛んではいる、でもライズが見られない。岩井は攻め続けるが反応が無い。
土砂降りの中の実釣2日目。果たして、海部川の女神は“フライの神様”に微笑むのか!
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