これまでの放送:2015年3月7日

「鹿児島・錦江湾のタイラバ」

ただ単に仕掛けを巻くだけでマダイが釣れる―。そんな謳い文句ですっかり定着したタイラバ。操作は単調といっていいほどに単純だが、如何にしてタイラバを海底に落とし、マダイの群れの中を通すことができるかが、釣果を左右する。
舞台は錦江湾湾口。水深85~100メートルのエリアがポイントだ。朝一番、アングラーの中井一誠は、ヘッドの重さが150グラムのタイラバを投入。この日は、潮の流れと風の向きが逆で、リールからラインがどんどん出て行く。水深95メートルに対し、183Mラインが出たところでようやく着底。海中でラインは斜めになっている。タイラバを使ったマダイ釣りは、着底後、すぐにリールを巻き、中層にできたマダイの群れの中を通過させる。上へ上へと逃げて行くタイラバを追わせ食わせるのが仕組みだ。この日のように潮流と風向きが逆だと、マダイの群れから船はどんどん離れて行くことになる。そのため群れの近辺の海底にタイラバを落とし辛い。潮流と風向きが一致していれば、マダイの群れに対して船が近づいて行く。その為、真上に近い角度でタイラバを落とし、群れの中を巻き上げやすい。また群れの上を船が通過する間、タイラバを何度も落とし、巻き上げることができ、ヒットの確率が上がる。
中井は150グラムのタイラバでは太刀打ちできないと判断。100グラムのオモリを追加した。合計250グラムのタイラバで速く海底に沈め、垂直に近い角度で群れを狙う。
マダイが食った時に掛かりしやすくするテクニック。大ダイを狙う時のタイラバのアレンジ法。中井は、持ち得るノウハウを次々に繰り出し、67cm、63cm、54cm、56cmのマダイを連発する。操作は単純なこの釣りの奥深さを紹介する。
場所/ポイント
鹿児島県・指宿市錦江湾湾口
取材地連絡先
菜々海II
TEL:080―5246-4092