名手２人が挑む！
最盛期　九頭竜川のアユ釣り

最盛期を迎えたアユの友釣り。トップトーナメンター瀬田匡志と西部俊希が向かったのは福井県九頭竜川。流域により様々な地形が楽しめ、激流で鍛えられた大物が狙える全国屈指の人気釣り場だ。

名手2人が狙うのは大型アユ。釣り人が多い激戦区でどのようなテクニックで狙うのか？強い流れに立ちこむ瀬田の“動の釣り”に対し、理論派で華麗な技を魅せる西部の“静の釣り”。2人の対照的な釣り方に注目。

まず竿を出したのは下流部の五松橋周辺。
浅い瀬が続くフィールドで、西部は竿ぬけのポイントを意識してオトリアユを泳がす。すると、早速元気な野アユがかかる。“循環の釣り”の始まりだ。誰もが狙う石周り、オトリを通しにくい石裏など、隣の石との隙間を通すことで、次々に良型をあげる西部。たちまち引き舟の中は黄色いアユで一杯に。これぞトップトーナメンターの技。

瀬田が竿を出したのは、上流部の坂東島。
激流の中に大アユが潜むメジャーポイントだ。
その中でも特に流れが強い流芯まで立ちこむ瀬田。
波が大きな場所には強いアユがいると読み、シンカーをセットしたオトリアユを泳がすと、さっそくヒット。下流に逃げるアユの重みで竿が大きくしなる。これぞ九頭竜川のアユ釣り。あがってきたのは真っ黄色な見事なアユ。その後、激流の上を次々と抜き上げたアユが飛ぶ！

真夏の青い空の下、名手2人の技が冴える。
美しい河川と銀色に輝く魚体。アユ釣りの楽しさと奥深さがつまった30分。どうぞお楽しみに！

Angler

• 瀬田　匡志

  

• 西部　俊希

  

Map

場所・ポイント

福井県九頭竜川

取材地連絡先

勝山市漁業協同組合
TEL：0779-64-4206
九頭竜川中部漁業協同組合
TEL：0776-61-0246

Tackle