“難しいけど面白い”、水野裕子がそんな釣りに挑戦するシリーズ企画“女の釣り道”。 これまでにヒラメ、エビスズキ、ジギングのブリなどを、厳しい師匠の指導のもとチャレンジしてきた。そして早くも第7弾となる今回は、今が旬のヤリイカを狙う。
吐く息も白くなってきた11月上旬の早朝、釣り道具を抱え、元気に長井港にやってきた。神奈川県長井はイカ釣りの本場として、全国的に有名なところだ。しかし裕ちゃん、どうもいつもより表情が硬い。なにやら緊張している様子。その理由は師匠にあった…。船に乗り込み、セッティングを始める。しばらくすると今回の師匠がやってきた。
番組でもおなじみ沖釣りのカリスマ・大塚貴汪プロだ。大塚師匠には以前エビスズキを習い、見事良型を釣り上げた。再会のあいさつもそこそこに、裕ちゃん仕掛けを一つ取り出した。前日、初めて自分で作ってきた仕掛けだ。大塚師匠に見てもらうと、初めてにしてはよくできていたが、プラヅノの配色にもう一工夫ほしいということであった。結果はさておき、今回はやる気が違う!
そして6時30分いよいよ出船し、実釣スタート。裕ちゃんのヤリイカは今回3回目。
まずは「極意その一、仕掛けの投入」が示される。しかしヤリイカは来ず、ヤリイカ釣りの常連ゲストのサバばかり。ここで大塚から「極意その二」が出された。「シャクリ」だ。さすがに基本はできているのだが、今日のような厳しい状況時は、いろいろアクションをつけるとなおいい。そして「きたー」。とうとう念願の1杯目を釣り上げた。しかし上げる時に1杯ばらしてしまったようだ。
 ここで「極意その三」が出された。今度は「取り込み」だ。ラインを緩めず、体全体を使い、一連の動作を止めずに行うようにと、大塚師匠から教えられる。熱血指導を受け、がんばる裕ちゃん、さあ、釣果はいかに!?
そして釣りの後は裕ちゃんから大塚師匠にお礼として今釣ったヤリイカでの料理が振舞われた。
葉山・菊水亭の高木シェフのサポートを得て、“カルパッチョ”、そして“ヤリイカとキノコのバターしょう油スパゲティー”が完成した。釣りの後に手軽にできるメニューなので皆さんもぜひお試しを。
そして食後は、今回のしめの緊張の一瞬、大塚師匠からの今回の裕ちゃんの評価が。はたしてその点数は?次に挑戦する釣りにもご期待下さい!
そして今回はダイワヤングフィッシングクラブ初の九州でのスクールの模様もお伝えする。
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