鋭い歯を持つ貪欲なフィッシュイーター・タチウオ。この魚をベイジギングのライトタックルで狙う。アングラーはソルトルアーフィッシングのパイオニア・村越正海とGT、シイラ、ジギングと海のルアーフィッシング全般が得意な栗山佳尚の二人。
やって来たのは広島県呉市。ここから船で40分ほど走った愛媛県との県境にある「タチバ」とよばれるポイントは広島県と愛媛県から毎日何十隻もの船がタチウオを狙いにやってくる。二人はそれぞれ村越が80グラム・イカナゴカラーのジグで、栗山は100グラム・ブルー/ピンクカラーのジグで実釣開始。そして早々に栗山がヒット。指4本弱、まずまずのサイズ。村越はカラーを変えて赤金でヒット。指5本のグッドサイズだ。
開始から順調に釣っていく二人。しかし油断は禁物。鋭い歯を持つタチウオだけに、 少しでも合わせが遅かったりすると、リーダーがボロボロになってしまう。ハラハラ、ドキドキ、ジグのカラーを変えながら、ウェイトを変えながら、そしてシャクリ方を変えながら楽しそうに釣っていく。
一見、ジグを落としてシャクってくるだけの単純な釣りに見えるタチウオのジギング。なかなかどうして結構奥が深くて面白い。ライトタックルだからヤリトリもかなり面白い。また、村越がタチウオのジギングのポイントをわかりやすく紹介してくれるので要チェック。 |