
水野裕子が全国各地で気になる釣りに挑戦するフィッシングジャーニー。
今回は徳島県に出かけ鳴門海峡沖で最近話題の新釣法でマダイ釣りに挑戦する。
カラフルなオモリからヒラヒラと伸びる数本のラバー、そしてハリ。このラバージグを使ってタイなどを釣るスタイルが3年程前から人気となっている。このスタイル、ラバージグの由来となった漁具の名をとって、タイカブラなどと呼ばれている。
瀬戸内の漁師が使っていたカブラという漁具がルアーとしてアレンジされスポーツフィッシングに取り入れられたこのラバージグに裕ちゃんが挑戦する。教えてくれるのは、ソルトルアーフィッシングのスペシャリスト・古谷秀之。
出船場所は、鳴門の渦潮からすぐ近くにある室港。そこから渦潮の脇を通って10分ほどでポイントに到着する。周りを見渡すと何艘もの船。全てタイカブラというから、その人気の高さが分かる。
 8時半、実釣開始。まずはラバージグを落として、着底したらすぐに巻き上げる。アクションは付けず、ただ一定のスピードで巻くだけ。10~20メートル巻き上げ、アタリがなければまた落として巻く。あまりにもシンプルな釣り方に「本当にこれだけで釣れるの?」と半信半疑の裕ちゃん…。
すると裕ちゃんにグググッとタイのアタリが来た。実はこの釣りはここからが大事。アタリが出てもハリが口に掛かるまで合わせずに我慢して巻き続け、しっかりとロッドに乗ってから合わせなければ掛からない。たとえ上手く掛けてもヤリトリで逃げられてしまうことも多い。ハラハラ、ドキドキ、そしてイライラ…、是非ご覧下さい。
|