“春のチヌ・シーズン”到来。
例年、この時期になると“のっこみのチヌ”を目当てに全国のチヌ師たちが胸を躍らせます。
今回の舞台は、山口県の最南端に位置する、透き通る海と緑豊かな島々がつらなる上関町。周辺は、瀬戸内海でも屈指の好漁場で、磯釣りの名所としても知られています。
その舞台に上がったのは、広島県の木村公治と福岡県の鶴原修。木村は「2005年スーパーバトルカップ・チヌ優勝」、鶴原は「2002年グレマスターズ準優勝」と実績も申し分のない2人が“春のチヌ”に挑みました。
出船場所は、上関大橋から車で約15分の四代港。さらに15分ほどでポイントの沖磯へ。
今回、木村は磯釣りとしては珍しい並継ぎ竿を使用。一方、鶴原は、磯では見かけることが少ない棒ウキで対抗します。
午前6時すぎ、実釣開始。
まずは、木村が広島流の潮目を狙った遠投が功を奏し、約30cmと小振りながらも一尾目をゲット。鶴原も福岡で培った繊細な仕掛けで、タナ底にアプローチしチヌを釣り上げます。
その後も2人は、様々なテクニックを披露しながら良型のチヌを激釣。
サイズは、木村が最高43cm 鶴原は42cmに止まったものの、木村・鶴原共に12尾、併せて24尾と十分な釣果を上げました。
広島と福岡の名手2人が初心に帰って純粋に釣りを楽しむ姿&チヌ釣りテクニックは必見です。是非ご覧下さい。 |