
香川県府中湖。四国屈指のバスフィッシングのメジャーフィールドだ。
今回は、陸っぱりのプリンスこと川村光大郎が、府中湖を釣り巡る。
6月半ば、産卵を終えたバスは水通しの良い場所へ移動し、
活発にエサを追い始める。
初日、川村は府中湖のバックウォーター【流入河川】、
綾川(あやかわ)の滝宮(たきのみや)から釣りを始める。
府中湖で一番の人気ポイントだ。
朝一番はバズベイトやポッパーなど、
音の出るルアーでトップウォーター(表層)を攻める。
しかし、地元の釣り人が多く、バスにかかるプレッシャーが高いためか、
バイトはあるものの、食いが浅くフッキングには至らない。
ならばと川村、「人が多いなら、人がいない所に行けばいい」
背丈を越す深い藪をかき分けて上流へ。
しかし、上流でも反応はない。
午前8時過ぎ、地元の釣り人が帰ったのを機に、もう一度、滝宮のポイントへ。
ルアーをスモールラバージグに換えて、水中の岩陰に落とす…ヒット。
約40cmのナイスサイズ。ところが後が続かない。
そこで、川から本湖に移動する。
木陰や橋の下など、
水通しのいい場所を重点的に攻めるがバスの反応が悪い。
「こんな厳しい府中湖は初めて」悩む川村…
夕方、滝宮に戻って何とか30cmクラスを一尾釣り上げ、初日を終えた。
2日目。
川村は昨日とはガラッと戦略を変える。
朝マヅメ、釣果があった滝宮を敢えて避け、本湖から釣り始める。
そして人が減ったのを見計らって本命・滝宮へ。
ルアーはストレートワーム、ノーシンカーでゆっくりと護岸際へ沈める…
するとゴンッ!!
狙い通りヒット。
50センチオーバーのビッグワン。
そして、ここから川村が本領を発揮?
川村光大郎、プリンスが魅せる、陸っぱりバスフィッシングの極意。
どうぞ、お楽しみに。