2008.05.02

 「家族に乾杯」で、全国を旅している鶴瓶が最近行ったのは、出雲。そこに大学時代の友人がいたことを思い出し、ゲストのラモス瑠偉と一緒に友人を探しに行ったという。そこで30年ぶりの再会を果たした鶴瓶は、「俺のこと、なんか覚えてる?」と聞いてみた。すると次々過去のエピソードを友人が言い始めた。下宿で同級生を胴上げしたときに天井が破れたこと、待遇の悪いバイト先で仕返しに「国際電話を使って、電話代を高くしてやれ!」と毎日マニラに電話してラーメンを頼んでいたことなど。
「言われて思い出したんや。人の記憶と自分の記憶は違うねんな」と面白がる鶴瓶は、大学入試の日の自分の様子も奥さんが覚えていたと話す。「食堂で突然『ここへ集まってもらったのは他でもない!』って言うてんて」と鶴瓶。カレーを食べながら鶴瓶を見ていた奥さんは、「こうして騒いでる人もいる、勉強してる人もいる、カレーを食べてる人もいる」と言った鶴瓶が奥さんの頭に手を置いたことも覚えていたという。「それがヨメとの出会いやねん」という不思議な縁に松嶋は感心する。
次に話題に上がったのがドラマのセリフ。「セリフ言うて楽屋に戻ったら、もう忘れてるわ」という松嶋だが、鶴瓶は長いセリフが終わっても忘れないという。映画「私は貝になりたい」で、必死で覚えた長ゼリフを今も覚えている鶴瓶は「ここでやってみるわ」とセリフを語り出す。マジメに始める鶴瓶なのに、クスクス笑ってしまう松嶋。必死で笑いを堪え、ようやく最後まで聞き終えた感想は「ずっと意味を考えて聞いてたけど、わからん!難しすぎへん?」とガッカリなコメントを返す。