昨年末、目が回るほど大忙しだったという鶴瓶。ある日は、テレビの仕事を2本こなし、映画の打ち合わせをして、アニメのアフレコをしたという。「アニメの声優の仕事、初めてやねん」という鶴瓶は、決められた秒数の中に、言葉を収める難しさを痛感したらしい。「俺の喋り方、長いやろ?急いで喋らないと間に合わへんねん」。しかも、前方の画面を見る時と手元の台本を見るときで、老眼鏡を着け外しするため、時間をロスしてしまうとか。「それやのに、隣で俺のセリフを読む人がおってん。『こんな人おらんでエエのに…』って、イライラしてたんやけど、後でその人に助けられてん」という。その人のおかげで、2話目以降、コツを掴んでスムーズに進行中とか。気になるその人物の正体とは?松嶋も声優経験が1度あるという。「私の時は、スタッフの人がコツ、掴んでくれてん。『後で、僕らがタイミング合わせますから』って」と言う松嶋に、「それ、アフレコちゃうやん。朗読やん!」と鶴瓶は呆れる。
次に鶴瓶が話し始めたのは、愛車のアウディのこと。「オープンカーやねんけど、屋根を開けたことなかってん」という鶴瓶は、よく晴れた日に「1回、開けてみよ」と思い立ったという。「高速に乗って、開けてみたら、車の中に置いてあった紙が風で舞って…」と大変な目に。自動で開いていく天井を片手で阻止、片手でハンドルを握って走行する、危険な状態になったという。 そんな鶴瓶だが、松嶋に自慢したいことも。「京都にある親の墓を掘り起こして、教えたいくらい」ほどの自慢は、今度の映画の共演者のこと。男性の主役は鶴瓶だが、「俺と姉弟役で共演する映画の主役」というのが、吉永小百合。「あの人、60歳越えてるねんで。タモリさんと同い年やで」と言う鶴瓶は、美しさを大絶賛。その吉永小百合から手紙が届き、そこに携帯電話の番号も記されていたことを興奮気味に話す。
また、収録前に前説を担当しているボーイッシュな女性ADのことでも盛り上がる2人。「あいつ、きれいな顔してるけど男みたいでもう一つやねん。お前が改造したれや!」と鶴瓶が言い出した。「そうやねん!素材はいいのよね」と松嶋も乗り気になって、AD改造計画が…。