「この頃、人間としてダメな行動を取ってしまうねん」という鶴瓶。例えば、早朝に奥さんを起こさないように、1人でキッチンに立っていた時のこと。前夜、食べずに残していたスキヤキを朝食にしようと、スキヤキ鍋の2本ある持ち手の部分を1本だけを掴んで、持ち上げてしまったという。結果はもちろん、コンロの上に中身が無残に散乱。必死で落としたスキヤキを拾い、ティッシュで拭く作業をしていたという。ところが「ヨメはんにわからんように片付けてたのに、気づいたら真後ろに立ってるねん」とすべて奥さんに見つかっていたことを話す。スキヤキと聞いて、松嶋も自分のダメな行動を思い出したよう。仕事と仕事の合間に、マネージャーの難波さんとスキヤキを食べに行ったという。「1人前8000円くらいのスキヤキ。メッチャ美味しかってん」と大満足。食べ終えて、次の仕事へ向ったのだが「タクシーに乗って気づいてん。スキヤキ屋のエプロンをしたままやったこと」と自分のダメさを告白。2人のスキヤキトークはまだ続き、今度はスキヤキに入れる麩の話になるのだが…。
鶴瓶が自分をダメだと思ったことがもうひとつ。たこ焼きで口の端をヤケドしたこと。鶴瓶の口を見て「スゴイことになってるやん!」と驚く松嶋に、熱すぎるたこ焼きの話を始めた鶴瓶。だが、いつの間にか、松嶋がヒドイ目に遭ったラスベガス旅行の話に。夜景を見ようとラスベガス名物のアトラクションに乗ってきたという松嶋。「タワーの108階までエレベーターで上がって、2人掛けの椅子に座るの。その椅子がタワーの外側に出て、床がなくなった状態で、タワーの周りを回るねん」と懸命に説明する。108階にあるアトラクションに乗るために、エレベーターに乗ったのだが、乗員はエレベーターガールと松嶋夫婦の3人だけ。「風が強いから、エレベーターの両側のドアが開くねん。開いたら危険やというのでエレベーターが止まるから、エレベーターのお姉ちゃんがボタンを押してる間に私とダンナがドアを閉めるっていうのを繰り返しててん」とアトラクションの椅子に座るまでに、充分スリルを味わったことを話す。
続いて鶴瓶が話し始めたのは、自分が運転してきた車がどこの駐車場にあるのか、わからなくなる女性の話。「昨日、打ち上げに参加していた女の子が帰る時に『さァ、今から車を探そう』って言うねん」と鶴瓶。その言葉が気になって、みんなで女の子の車を探すことにしたという。「『お寺がありました』、『商店街を通りました』とか、記憶喪失の人が思い出すような感じで駐車場を探して行くねん」と呆れ気味に話す鶴瓶だが、「わかる~!」と松嶋は女性に共感。車の場所がわからなくなった経験がある松嶋は、女性の不安な気持ちを代弁する。