「海外行ってきてん」と報告するのは、松嶋。3泊5日という強行スケジュールで、ノルウェー、オランダ、オーストリアをロケして来たという。10数時間のフライト後、ノルウェーヘ到着するとすぐにホテルで就寝。翌朝から仕事をして、夕方にはオランダでロケを行い、次の日早くからまた仕事という具合だったとか。そんなハードスケジュールにもかかわらず、ゴッホ美術館やミッフィー美術館を見学したという。オーストリアでは、ウィーン少年合唱団の少年たちと対面。「声変わりしたら退学やねんて。合唱団の中に、10歳の日本人が2人いてん」という松嶋は、ロケ終了後、その2人に向かって「日本の人にも言っとくよ。12月3日オンエア!」と教えてあげたという。「日本に居る家族が、子供たちをテレビで見ることができれば…」と思った松嶋の配慮だったのだが、「あとで聞いたら放送日、全然違っててん!」と松嶋。「もう、ビックリしたわ!」という松嶋以上に、話を聞いていた鶴瓶がビックリ。しかも、そのまま訂正せずに帰国したらしい。
鶴瓶を驚かせるのは、松嶋だけではなく、宇木マネージャーもその1人。数日前、新聞を読んでいた鶴瓶は、第34回報知映画賞に、12人の男優がノミネートされたという記事を見つけたという。その中に「ディア・ドクター」が入っていたため、宇木マネージャーに確認してもらうと「11月27日まで、絶対に言わないでください」とこっそり賞の結果を耳打ちしてきたのだとか。「監督賞 西川監督」、「助演男優賞 瑛太」、「助演女優賞 八千草薫」と順に「ディア・ドクター」のメンバーの名前を上げていく宇木マネージャー。最後に「主演男優賞は、渡辺謙」と告げられた鶴瓶は、「俺、何にも受賞してないやん。それやったら、言うてくれんでエエやん」とガッカリ。そんな鶴瓶に「渡辺謙さんとずっと競ったんです」とフォローする宇木マネージャーに、思わず「その場を見たんか!!」と言ってしまったという。これには松嶋も「宇木くん、言い方がおかしいわ」と苦笑い。
そんなトークの後半は、松嶋へのサプライズを用意。12月2日に38歳の誕生日を迎えたことを祝って、バースデーケーキとともに現れたのは、謎の男性マジシャン。コーラの空き缶から、コーラを出して見せたり、目の前で開封したばかりのトランプを使って繰り広げるテーブルマジックの数々に、 松嶋は絶叫。