2010.01.08

日常生活のなかで、数々の偶然が重なって面白いことが次々と起こる鶴瓶。今回は「1年半ぶりに新大阪駅でバッタリ会った」という人物の話を始める。その人物とは、さだまさし。偶然、移動の新幹線が同じだった鶴瓶は、久しぶりに話をしようとさだの隣へ座ったのだが、早々にやってきた車掌さんの検札で、切符が見当たらず大騒ぎ。「すぐに出せるように、ここに置いてん」と、簡易テーブルに切符を置いたことを説明する鶴瓶だが、どんなに探しても見つからない。「シートをひっくり返して探してんけど、ないねん」。結局、さだとは新幹線を降りるまでほとんど話もできず、久々の再会も切符探しに終わったらしい。
そんな鶴瓶の失敗談の後は、松嶋が「だし巻き卵を作ると失敗して、スクランブルエッグになってしまう」と話を始める。すると鶴瓶が「だし巻きはこうするんやん」と油を敷くところから、徐々に卵を巻いていく様子を演じて見せる。すると「そんな“エアーたまご”やったら、私でもできるわ!」と松嶋は憤慨。そこで、松嶋はいつもやってるように焼く手順を再現。「卵は4個。それにジャコとネギとダシを入れるやろ」と言うと、その段階で「入れすぎやん!」と鶴瓶からストップが。「卵を3個にすればいいねん」とアドバイスするのだが、松嶋は「だって、うちは4個入りの卵を買ってるもん。3個やったら1個あまるやん」と、だし巻き卵の焼き方とは関係ないことで文句をつけてくる。
今度は、鶴瓶が最近覚えた「シンクロニシティ」という言葉の話へ。さだまさしとバッタリ再会したのも偶然だが、つい最近もご飯を食べに行った店で偶然があったとか。鶴瓶が昔から知っている店へ知り合いのマジシャンを連れて行ってみると、店のご主人の息子も趣味でマジックをしていると言い出したという。またある時は、鶴瓶が乗ったタクシーの運転手が、偶然にも春風亭小朝のマネージャーのおじいさんだったという。しかも、小朝とはその日に会う予定だったとか。「そんな話をしてたら、(柳家)花緑が『それを“シンクロニシティ(共時性)”って言うんです』って教えてくれてん。楽しく生きてると偶然を呼び寄せるらしいわ」と鶴瓶。すると松嶋も対抗するように…。