2010.03.05

「お前の本、売れてるらしいなァ」と鶴瓶が言うのは、大好評で増刷が続いている「松嶋裁判」のこと。「世間は不景気と違うの?俺やったら、お前の間違いばっかり書いてあるような本を買うより、牛乳買うわ」と言う鶴瓶に、松嶋も大爆笑。 鶴瓶が本の話を出したのは、最近、キネマ旬報映画賞の授賞式で、川上未映子と会ったから。「映画の新人賞をもらってる子が、芥川賞を貰った川上未映子と同じ名前やってん」と鶴瓶。その人物こそ、作家で歌手の川上未映子本人。「乳と卵」で芥川賞を受賞した川上は、女優としても活動していたことにビックリした鶴瓶。
松嶋も「スゴイ才能やな!」と感心。さらに、詩集「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」では、中原中也賞も受賞した詩人でもある川上。そんな話から「歌手、詩人、女優…。おまえやったら、どの才能をもらう?」と鶴瓶に聞かれた松嶋は、「詩人かな。私、小学校の時に先生に誉められたことがあるねん」と自慢を始める。そこで、誉められたと言う自作の詩「団地」を思い出して朗読してみる松嶋だが…。
その松嶋、最近の自分のことを「私、最近な、自分がノリにノッてて、ノッてるねん」と表現する。例えば、蕎麦を食べに行ったとき、「とろろそばにするわ!」と注文した後で、とろろが苦手だったことに気づいたこと。圧力鍋で沖縄料理のラフテーを作ったときには、肉も半熟卵も完璧にできたが、作った後で卵が苦手で食べられない自分に気づいたこと…。そんな失敗談を話す松嶋。どうやら勢いに乗って、何でもやってしまう自分を「ノリにノッてる」と表現していたらしい。
一方、鶴瓶は入院中の立川談志のところへお見舞いに行ってきた話をする。以前、尋ねた際は談志を笑わせようと医者に扮して病室へ入ったのだが、輸血直後の大変な時で、気まずい空気の中、退散してきた鶴瓶。今回は、ベッドから起き上がっている談志と向き合った状態で、お見舞いできたのだが、しばらくの沈黙の後、談志が話し始めた第一声に衝撃を受けたとか。その内容とは…!?